熱の城: GLASS HEART (バーズノベルスGLASS HEART)
- 幻冬舎コミックス (2011年2月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344821606
作品紹介・あらすじ
個性豊かな面々が集う人気急上昇中の「テン・ブランク(TB)」。天才音楽家・藤谷直季の発案で全国ツアーが決定し、バンド初のライブツアーがはじまった。メンバーの中で唯一の女性である高校三年生の西条朱音は、過密スケジュールの中、勉強にバンドにと奮闘していた。しかし、バンドに対する気持ちに少しずつ齟齬を感じはじめた朱音は…。カリスマバンド「オーヴァークローム」の誕生と軌跡を描いたストーリーも収録。
感想・レビュー・書評
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初の全国ツアーを終えたテン・ブランク。多忙な中、テン・ブランクのサードシングルの録音中、藤谷が突然言い出す。「僕うまく歌えてない」と。
相変わらず表層しか理解できていないような、深層しか理解できていないような、そんな本でした。きっと1/10ぐらいしかわかっていない。
有栖川さん、ちょっとその展開はずるかったです。最後の最後まで親しまないと思っていました、あなたたち。不覚にも感動してしまいました。どうしてくれるんですか、まったく。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
桐哉カッコヨス!!!!いつだって大好きだー。
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書きおろし目当てで購入。えええええええ!な感じでした。
有栖川さん視点だとほんとに桐哉が可愛いな、と思う。
何というか、本当にカリスマ様だよなぁ。 -
読みだしたのが、どんぴしゃりで西条と同じ年だったのに。気づけば、30を超えてしまって。なんか、さみしいなー。と。読みなおすとあの頃の青いもろもろのものが噴出して、ううううー。ちょっとどころでなく恥ずかしいぞなもし。と。センセー・尚太君が年上だった記憶だったけど、こうして読むとやっぱり彼らも若いんだよな。書き下ろしは…ヒロマサ…。
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ああ…しあわせだな。
書き下ろしのタカオカクンに超笑った。かわいいやつら。 -
当時リアルタイムに読んでいた時と同じように読んでいた部分もあれば
全く違う場面が見えたシーンもあった。
イラストが変わっていることも理由のひとつだろうが、やはり自分自身の立ち位置が変わっていることが大きいのだと思う。
筆者のあとがきにもあったように、こうして読んでみると、特殊な人に見えていた有栖川さんが至極普通な大人の人に見えた。
それも、自分がおとなになったせいなのだろうか。
彼の弱さだとか、情といったものが、当時と違った形で見えた。
かきおろしについては、事前にツイッターのTLでなんとなく、
どうもすごいことが書いてあるらしい、ということはわかっていたのだが
覚悟の埒外で叫びそうになった。
このままイデアマスターを読みたくなろうかというところを、
思わず1巻を引っ張り出したくなる。
とても良い”オチ”だったと思う。 -
LOVE WAY、改めて読みなおす度に「ああ、こういうことか!」って発見がある。難解なのかな。まぁそもそもオーヴァークロームの二人が難解だからな。でも「LOVE WAY」に間違いはないからスゴイんだよ。
そして書き下ろしが!幸せ!!
ライブのひとこま、リハのひとこま、それぞれ尚とセンセイの本音の部分が垣間見れてすごいいいです。センセイがかわいすぎる(笑)
ヒロマサが朱音ちゃんのお兄ちゃんだとは予想もしなかった…