- Amazon.co.jp ・本 (140ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344428379
感想・レビュー・書評
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『週末、森で』の続きのようです。
ちょっと心が弱っているときにじんわり効く塗り薬のような本。早川さんに家族ができて、せっちゃんが出世してて、マユミちゃんのテキパキ竹を割ったような性格に磨きがかかってたりするけれど、みんなの仲の良さは変わらず心地よい。ホットミルクにバンホーデンのココア入れたいな、マルセイバターサンド持参して森で食べたいな、栗拾いができる秋を満喫したいな。「わかってらっしゃる」と言い合える間柄の仲間とほっこり時間。自分の思う軌道に乗せたい自己満足的思いやり押し付け母と断りたいけど断れない娘との話が切なかった。お茶でおもてなしする早川さんと親子の関係性の例え話にしんみりとする。
どんな人生も花は咲くんだなあと思い直して、お花を買いに行こう。近くの公園で見つけた優しい木にこっそり話しかけてこよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ある日突然本が読めなくなった。
比喩ではなく本が読めない。会社の報告書も図面も読めるけど、本はダメ。
でもこの漫画は読めた。
会社の保健室に置いたら良いと思う。
救われた。-
2024/02/03
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2024/02/03
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森が教えてくれることは沢山ある。種のお話しはとても興味深い。それが子育てにも通じるものだとは…。教えは沢山あるとしても気づかないで通り過ぎてしまうことは多いだろう。主人公の早川さんが丁寧に森と関わっているのがとてもいい!
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ほのぼのしたお話しの4コママンガ
いつも目にしている草花にも、名前があって、それぞれに特徴がある。マンガの中のセリフが、悩みの解決の糸口になったりする。
色々きづかされるお話しがたくさんありました。 -
益田ミリさんの4コマ(とは言えないのかな?)ほのぼのストーリー漫画。「週末、森で」の続編。
「週末、森で」は、森で暮らし始めた早川さんと、その仲良しのOL2人が、頻繁に森の早川さんに会いにきて、ほんわかのんびりするスローライフ4コマだったのだけど、
なんと、早川さんに小学生の息子が!
お母さんになっても、相変わらずの早川さん。
子供も、自然を愛する優しい子に育ってる。
親子の関係を、植物の花や実になぞらえて、子供はいつか巣立っていくんだな、というお話になってる。
うん、これは映画化したら名作になる予感!(いや、私が太鼓判押してもw)
自然の中でサバサバと生きている早川さん、素直にすくすく育っている息子くん、理解のある旦那さま、相変わらず悩みおおき友達2人、子離れできずに娘に鬱陶しがられている母親、そして森の自然の姿。
絵になるじゃないですか〜。
誰かまったりとした映画にしてくれないかな〜 -
知らずに読んだけど「週末、森で」の続編か!
高木先生がこれからどう変わっていくのか気になるから、続編が読みたいなー。
巻末についてた写真は話に出てきたあれかな? -
YouTube木曜日は本曜日で松岡茉優がおすすめしていたので読んでみた。
優しいタッチのイラストで淡々と描かれる森での生活に癒されるが、
早川さんの話す豆知識にハッとさせられ、「人生とは何なのか」に思いを巡らせてみたりして、その対比が面白く、読み進めたくなる。
益田ミリさんは初めて読んだけど、他のものも読みたくなった。 -
自分の置かれる環境がほんの少し被るんで、親近感もあってかほっこりしました。
益田ミリさんの作品はどれも命についてのスパイスを忍び込ませている様に思います。作品自体はほっこり系なのでご心配なく。
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「週末、森で」の続編で、結婚して子どもを産んでいた早川さん。
せっちゃんとマユミちゃんが遊びに来ても、早川さんご家族も自然でいい雰囲気。
のんびり、穏やかな気持ちになれる本。
この本を読むとなぜか深呼吸して、新鮮な空気を身体に入れたくなるなぁ…そして、その空気は木の香りがしそうです。