40歳を過ぎたら生きるのがラクになった (幻冬舎文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344428294

感想・レビュー・書評

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  • 40歳になった記念で読んでみた。

    いやあ、笑った、笑った。
    1ページに2回か3回笑いの爆弾をぶち込んで来る。
    明るい加齢あるあるネタ、若気の至りネタ、そして下ネタ!
    こんなにウンコウンコ言ってるエッセイはじめて読んだ!
    怒りも悲しみもエネルギーに変え、人を楽しませようとするサービス精神に満ちている。
    あ、でも下ネタ耐性の低い人はご注意を。

    お気に入りワードはサイレントマジョリティーならぬ【サイレントブス】。
    ブスブス言われ自信を無くし、「どうせわたしなんて…」卑屈になっている女の子のこと。(男の子も、かもね)
    若い頃ブスをこじらせ、【サイレントブス】を長いこと続けていた自分にはツボだった。

    【JJ(熟女)】という言葉を創造し、「どうせおばさんだから」という世間の言葉を逆手にとってて、かっこいいです。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      5552さん
      「戸惑われた悲しい思い出が(T-T)」
      大丈夫です!
      来月でしたら、アドベントカレンダーに細工をしてアピール出来ますヨ。...
      5552さん
      「戸惑われた悲しい思い出が(T-T)」
      大丈夫です!
      来月でしたら、アドベントカレンダーに細工をしてアピール出来ますヨ。。。

      もっとも猫のように誕生日を忘れてしまえば、歳をとらずに済みます(夜中に鏡を見ちゃダメですが)、、、
      2020/11/16
    • 5552さん
      猫丸さん。
      アドベントカレンダー!その手がありましたか!
      しかし私はクリスマスが終わって年末の忙しいさなか生まれた身。通常のクリスマス用...
      猫丸さん。
      アドベントカレンダー!その手がありましたか!
      しかし私はクリスマスが終わって年末の忙しいさなか生まれた身。通常のクリスマス用アドベントカレンダーでは足りません。、、、手作りするか、、、。

      猫丸さん年齢不詳ですもんね。
      私は猫丸さんはブクログ内をフィールドにしているネコ型妖精じゃなんじゃないか、と疑っています、、、。
      2020/11/16
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      5552さん
      妖の文字だけ合っている化け猫ですヨ。

      素敵なカレンダーを作って、ご家族を驚かせてください、、、
      5552さん
      妖の文字だけ合っている化け猫ですヨ。

      素敵なカレンダーを作って、ご家族を驚かせてください、、、
      2020/11/17
  • 「コイサンマン事件」がツボに入り1日たった今も笑ってる。

  • ほぼ連載時に読んでたが、また読むとまた面白い。
    が、『59番目のプロポーズ』が、陣内と紀香の結婚と離婚のきっかけになったというのは、本書を読んで初めて知った。
    確かに、キャスティングぴったりだ。

    私もJJなお年頃なので、後輩女子のためにバキュームカーを乗り回したい。

  • アルテイシアさん節炸裂で、相変わらず面白かった。この方の文章を読んでいると、ほんとに歳をとることは怖くないし加齢をきちんと楽しんでいる感じで、これからに安心が持てる。40歳で死にたいと思っていたけど、それはそれで楽しそうじゃない?って思考に切り替えられて、かつ今を満喫することもできて20代の若い方にもぜひ読んで欲しいなと思う。

  • いやー面白かった。ニヤニヤが止まらなかった。
    現役JJ=熟女による、女性の処世術的なエッセイ。
    軽妙な文章で展開された自論に、ちょいちょい、ジョジョ、ガンダム、北斗の拳、キン肉マンなどのネタをはさんでくるあたり、読者ターゲットにされていないであろう、オッサンにも刺さりまくりでした。一方で、老害を切り捨てても来るので油断出来ません。
    ちなみに解説も負けずに面白かったです。

  • 腹抱えて笑ってしまった。面白いだけじゃなく、アルテイシアさんの一貫する『差別やいじめは許さん』のスタンスがカッコよくて、こういう風に真正面から正しいことを言い切る大人が増えて欲しいなと思った。
    私が大人になる頃には女性の総理大臣が生まれるかもってのは私も思ったんだよなあ。それがまさか時代や世界に逆行したおじいさんたちが変わらず政治の中心にいるとはなあ。アルテイシアさんのいうことに激しく頷いた。

    エッセイは、読んでるうちに飽きてくるか鼻につくかどちらかになりがちな私も楽しく読めた。
    下品になりそうなJJネタもアニメと絡めてうまく笑いに変えている。未来に希望が持てない私もこうやってガハハと辛いことを笑い飛ばして生きたいな。

  • ああ、そうだよねえと共感しきり。こういうのが書ける人が出てきたことが本当にうれしい。

  • おもしろかった。アルさんのコラムは割と同じことがたくさん書かれてるので、「いまアルさんを求めている…ッ‼︎」て時に読むのが一番沁みると思いました。
    あと自分がちょっと元気じゃないと元気についていけないので寝る前に心落ち着かせて…とかより通勤電車の中で、とかのほうがシチュエーション的に良さそう。

  • ネットでチョコチョコ記事を読んでいた方の書籍化です。
    いや、すんげー面白かったです!!表現力が素晴らしくて何度声をあげて笑ったか!!

    熟女をJJと呼んで色々起こりうることや女性としての考え方をテンポの良い笑える文章で書いてくださって、私もJJの仲間入りをしたい。と考えるような本でした。

    「忘れっぽくなる」というJJの能力を早く身に着けたいものです。いつまでも腹の立つ出来事を引きずって、一人で思い出し怒りを繰り返してメンがヘラったりしているより、すぽーんと忘れてしまいたい!!私にはJJ力が備わっていないようです。「この恨み晴らさずにいられようか…」とハンカチかみめているので。

    老後のシェアハウスとかも楽しそうですよね。独り者のRJ(老女)ばかり集めてあーだこーだくっちゃべりながら日々を過ごす。これ、やりたい。
    最近年を取るのが別に嫌じゃなくなってきたのですが、この本を読んでより一層嫌じゃなくなってきました。

    あと、声を大にして言いたいのはオシャレをしているのは自分のためであって男のためではな!!ということです。首が千切れるほどうなずきました。
    年齢についての事とか、もっと語り合う場があって、こういう本が増えればいいのにな。と思いました。

  • 笑った!
    ほんとに笑った!
    電車のなかで堪えるの大変だった!

    私はもうすぐ34を迎えるけど、
    結婚して子供生んで、仕事も頑張ってる、
    っていうのが本当に幸せなのか、
    誰かから押し付けられてる強迫観念なのか、
    なんだろ、
    でも老後を考えるた漠然と不安になるしね。

    そーゆーもやもやしたときに、
    笑い飛ばしてくれて、でも、自分が欲してるものが手に入らない辛さって誰でもあるよね、って言ってくれて、
    すごく大事な一冊になりました!

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著者プロフィール

フェミニズムを明快に軽快に語り下ろす作家。
主な著書に、『フェミニズムに出会って長生きしたくなった。』『モヤる言葉、ヤバイ人』『離婚しそうな私が結婚を続けている29の理由』『40歳を過ぎたら生きるのがラクになった 』『オクテ女子のための恋愛基礎講座』『59番目のプロポーズ』ほか多数。

「2023年 『生きづらくて死にそうだったから、いろいろやってみました。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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