復活力 (幻冬舎文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344427631

感想・レビュー・書評

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  • 「敗者復活」を10年経って加筆修正したもの。
    いまや好感度No. 1のコンビでもありふたりでもあるサンドさんの、これまでがよくわかる内容。
    芸人さんの本はどれも読んでいて面白いし楽しいけれど、この本は出口が見えない不安の中でもがいている最中のひとに、より響くように思った。
    また、M-1敗者復活からの優勝の振り返りシーンは、読んでても泣けそうになるし、映像を見返して泣きたい、そして喜びを感じたい気持ちになる。
    愛すべきふたりの十年後も楽しみ。

  • 面白くて一気に読みました。
    二人が同じ場面について交互に語る形なんですが、富沢さんのパートでどうしても笑ってしまいました。
    富沢さんが何度も伊達さんを「かわいい」と表現するのが、ああ愛だな、と感じました。
    結果は知ってるはずなのにM1のくだりではハラハラし、そして泣いてしまいました。
    二人が出会えて本当に良かったですね。
    二人は仲が良いだけでなく周りからの愛されているのが伝わってきました。
    最後、震災について加筆されていました。
    富沢さんの約束で最後まで残っていたのは食べ物のCMについてだそうですね。
    この本では触れられてませんが、焼肉屋さんのCMで全て叶えましたよね。すごい。
    同じ宮城の人間として二人は誇りです。ますます二人の事が好きになりました。

  • よくこんなにも昔のことを覚えてるなと感心。シンデレラストーリー的なイメージがあるが努力の人なんだな。好感度が高いのも納得できる。時系列に沿って2人が別々に語るというスタイルも店舗が良かった。

  • やっぱり、何かに熱中できる人は強い。
    また、M1の舞台裏や、サンドウィッチマンの努力など、ウケる技術を読んでも感じたが、お笑いは天性やセンスだけでなく、勉強し、技術を磨く、芸 なんだなぁ。

  • 今や好感度ナンバーワンのサンドウィッチマン。

    2007年か、、、M-1グランプリ獲ったの。エンタの神様はよく見てたので存在は知ってたけど、M-1は余り興味なかったのか記憶がない。

    これはM-1を獲ってからすぐ書き起こされた、サンドウィッチマンそれぞれが誕生からその生い立ち、苦悩、苦労、悔しさが一杯つまっている本の文庫版。それぞれが別々に詳述したものをリボンのように編み込んだ構成は、斬新で面白い。お互いがお互いを信頼して思いあって進んでることがわかる。本当に、仲が良いんだなぁ。

  • 周りのいい人たちに感動した。今一線にいる先輩や後輩たち。その人たちに対する見方も変わった。
    本のタイトルは「敗者復活」のままのほうがよかった。そのへんのビジネス書や自己啓発書とかと一緒にと思われるのもな…。

  • M-1決勝でのネタ順、本番中にネタが飛ぶというアクシデントがあったとは知らなかった。東日本大震災の復興にかける想いも印象に残る

  • 息が詰まるようなスピード感、一気に読んだ。M-1優勝はもう10年以上前だけど、当時人気が出た若手の好きな芸人さん達、未だに活躍されてるの、元気出る。ネタが好き。

  • サンドウィッチマンさんの漫才みたくなった
    ネタが抜群に面白いです。
    M1の街頭アンケート、覚えてます

  • 2007のm-1グランプリを見返しながら読了。なんというか、吉本芸人と比べて毒のないコンビですね。サンドウィッチマンて。

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著者プロフィール

漫才師。グレープカンパニー所属。
宮城県仙台市出身の伊達みきお、富澤たけしにより1998年9月に結成。2007年M-1グランプリ王者。みやぎ絆大使、東北楽天ゴールデンイーグルス応援大使、宮城ラグビー親善大使、石巻おでん大使など、東北地方の親善大使を多数務める。それぞれ9歳の女の子、9歳と6歳の男の子パパ(2021年現在)。

「2021年 『サンドウィッチマンの俺等に聞くの!?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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