新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ (幻冬舎文庫)

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  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (418ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344426399

作品紹介・あらすじ

自由な人生を誰もが願う。国、会社、家族に依存せず生きるには経済的独立すなわち十分な資産が必要だ。1億円の資産保有を経済的独立とすれば欧米や日本では特別な才は要らず勤勉と倹約それに共稼ぎで目標に到達する。黄金の羽根とは制度の歪みがもたらす幸運のこと。手に入れると大きな利益を得る。誰でもできる「人生の利益の最大化」とその方法。

感想・レビュー・書評

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  • 橘さんの著書1冊目
    ほどほどに節税して、元気に長く楽しく働いて、貯蓄を頑張ろう。
    国には国民の血税を大切に有効活用してほしい
    、日本の制度を教えてくれるこのような本を
    もっと読んで勉強しなきゃとおもう。

  • 橘氏の本
    本質的なことをとく良著

    メモ
    ・資産形成=収入-支出+資産×運用利回り
    ・純利益の確保こそ重要
    ・複利の資産運用ではわずなな利回りの違いが大きな差を生む
    ・十分な元金がなければら運用しても意味がない
    ・収入を増やす確実な方法は働き手を増やすこと
    ・他人への投資と自分への投資を天秤にかけよう
    ・サラリーマンが金持ちになる方法は三つある
      年収を上げる、ベンチャーに就職し自社株やストックオプションを取得する、発注業者からキックバックを受ける
    ・確実に金持ちになる方法は支出を減らすこと
    ・家計のコストは住宅コストと生命保険から
    ・投資のコストに気づかない人は金持ちになれない
    ・最強の資産形成法は税金を払わないことである

    ・資産運用の常識
      投資をしないのが最高の投資
      バブル崩壊で日本人は豊かになった
      日本人は大きなリスクをとってきた
      不動産を買ったら資産運用はそこで終わり
      長期投資が成功するとは限らない  
      資産運用の専門家は資産運用理論を無視している

    ・不動産
      家を買うのは株式に投資するのと同じ
      家の値段は家賃から合理的に決まる
       不動産の理論価格=賃料÷期待収益率
      持ち家とは賃料の発生しない不動産投資
      不動産はリスク商品
      住宅ローンは株式の信用取引と同じ
      住宅ローンの返済は貯金ではない

    ・保険
      年金受給者になったら医療保険は必要ない
      保険金はできるだけ受け取りにくくする

    ・サラリーマンは実質収入の3割を税と社会保険料で支払っている

    ・マイクロ法人で人生が変わる。税金で得をする

  • 気になっていた著者の本1冊目。
    いくつかの新しい考え方や情報を知ることができた。どちらかというとルールに則って正面からというタイプの私は、たまにこのような本を読んでいた方がいいように思う。そのことにより、より多様なものの見方ができてくる。
    また、改めて稼ぐ力と継続的に個人の能力を向上させていくことの大切さを感じた本でした。

  • Twitterでおすすめされてたので読んでみた。
    節税方法など、この本の通りに真似ができるかは置いておいて、制度の歪みを見つけて黄金の羽根を見つけるという考え方については勉強になった。

  • 収入を増やすか支出を減らすか運用で殖やすか。
    マイクロ法人で税金を極小化する。

  • 底本も読んだが、最新の情報にアップデートされています。
    知るという事の大事さを痛感します。

  • # 丁寧に説明された、カネに関する本

    ## 面白かったところ

    * 出版業界の例を挙げて、新書がどの本屋さんにも並ぶ理由が具体的に説明してあるところ
    * 簡単にカネを生み出す方法に関するリスクと、築き上げた資産を守る方法が割と現実的に書いてあるところ

    ## 微妙だったところ

    * 仕方無しかもしれないが、かなり抽象的な温度感で書かれており、ピンと来る人にしかわからない書き方をしている

    ## 感想

    橘玲先生の特徴として富者と貧者の対比が印象的だが、当書ではそのような描写が少ない。

    若かりし頃の先生が奮って筆を走らせた本だからかもしれないが、とにかく制度の穴をよく突いていると思う。

    実際にやるかやらないかは別として、知ってしまったからには後には戻れない不可逆性がある。

    特に、出版業界の事情や税理士の派閥に関する話は面白かった。

  • 有名な本なので読んでみた。

    何も考えずに過ごしていても資産は増えないので、増やすための方法が「黄金の羽」で、それを知って、実行しよう、という内容。

    この本が書かれた時から時間が経っているので、状況が変わっている。不動産は手が届かないぐらい高騰しているし、日用品も値上がりしている。
    確かに、会社に勤めて、源泉徴収されて、手取りの中から住宅ローンを払って、高くなっている生活費を払って、とやっていたら資産が増えないのはよくわかる。
    法人を立ち上げるまでやるかどうかはともかく、投資のことだけでなく、法律をよく勉強して、自己防衛をするというのは必要かも知れない。
    それにしても、税金を払うことを泥棒に取られているような言い方をしているのは違和感があった。相当税金の世話になっていることがわかっていない。子供一人育てるだけでもどれだけ税金が使われているか、きちんと把握してほしい。

  • もう少し若い頃に読みたかったと思う本です。日本のシステムを理解するのに良い本です。

  • マイホームを買う前に読みたかった。いや、人生をスタートした時に読みたかった。いつか国家とマイクロ法人を利用する黄金の羽根の拾い方を実践出来るだろうか…。

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著者プロフィール

2002年、金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)、『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル』『橘玲の中国私論』(以上ダイヤモンド社)『「言ってはいけない? --残酷すぎる真実』(新潮新書)などがある。メルマガ『世の中の仕組みと人生のデザイン』配信など精力的に活動の場を広げている。

「2023年 『シンプルで合理的な人生設計』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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