だからこそ、自分にフェアでなければならない。 プロ登山家・竹内洋岳のルール (幻冬舎文庫)
- 幻冬舎 (2016年6月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344424784
感想・レビュー・書評
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生きるためではない。
死なないようにできている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原動力は野心でも義務感とかでもなくただやりたいからやる。何かを成す人はそんな人なんだろうなと思った。
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登山家の哲学を学びました。
山に運はない。経験は積み重ねるものではなく、並べるもの。登山初心者の私ですが、登山だけではなく人生訓として参考にさせて頂きたい言葉です。
死と隣り合わせの8000m超級を登頂される人間の生の輝きを垣間見ることができた、そんな本です。 -
竹内さんは人としていたって普通(決して平たく平凡という意味ではない)な方という印象だった。そして山が好きなんだなというのがすごく分かった。
小林さんのアジアンジャパニーズはめちゃめちゃ好きなのですが、本書は一冊の本にするために無理に色々盛っている感じが否定できない部分が正直あったかなといった感じでした、、、すみません...。 -
数ページごとの挿話の括りで進行していくのだが、内容のラップがあったり、インタビューと天狗山行との並び替えがおかしなリズム感だったりと、読んでいてスカッとしない。密度が低いというか。
そして、竹内氏のわずかばかりの発言が何度も流用される一方で、核心的なところは筆者の推察で終わっており、なにがなんやらさっぱり、という内容でした。
写真は静謐で良いのですが、ライティングは別の方に任せたほうが良かったように思います。写真家さんとしては好きな方だっただけに残念でした。 -
著者のインタビュー。読了。
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14サミッターの竹内洋岳。
山登りは、想像力であり、運は存在しないと言う。登頂はゴールではなく、あくまで通過点に過ぎないと言う。過去に大怪我をおったこともあり、生への執着心は、すごいと思いました。確かに、死んだら、次への目標も追いかけることができない。山登りでも、人生でも数歩先をみることって大切。勉強になりました。
これを読んで改めて、山に行きたいと思ってしまう。天狗岳を登る洋岳さんが可愛くみえました。