ときどき意味もなくずんずん歩く (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 167
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344410602

作品紹介・あらすじ

島を歩けば遭難寸前、カヌーに乗れば穴があき、宗教の勧誘を論破しようとして鼻であしらわれる。旅先でも、近所でも、ものぐさだけど前のめり。脱力感あふれる旅と日常を綴る爆笑エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • 宮田さんの本はクセになる。

    ジェットコースター評論家(笑)

  • 初タマキング。

    コレはおもしろい。
    たしかに諸先輩方がハマるわけですな。
    だけんど、
    ドコがどのようにおもしろいのか、他人に具体的に説明できる自信は無い。

    あと、天衣無縫天真爛漫(?)な文章に見せかけツツ、一言一句かなり気を使って書かれていると見ました。
    たぶん。

    • ほんやだワンさん
      ども。
      念願の(?)新規参入を果たしました。
      よろしくどーぞ。
      ども。
      念願の(?)新規参入を果たしました。
      よろしくどーぞ。
      2012/06/11
  • 初めて読んだのに、初めてじゃない感じ。

    なんだろうと思っていたら、、、文章の感じ、言い回し、突拍子もない感じ  私の大好きな北大路公子さんに似てる

    最初の利尻島のところで吹き出してしまいました

    他の本も読んでみたいと思いました!

  • 意味もなくずんずん歩いている距離がおかしい……。これ、ウォーキングが趣味の人はどう感じるのだろう。国内にせよ海外にせよ、サラリと軽快に書いているけど、冷静にその状況を想像すると真似できない。冒険家でいいよ。迷子になりたいなんて。本気で目的地をめざした結果、真逆の方向に進む人間の苦悩を、そう簡単に経験されてたまるかと思う。あれもこれも無謀に見えるが、なぜ遭難せずにいられるのか不思議でならない。

  • 宮田珠己さんの本初体験。リラックスしたい時に丁度いい感じか。
    「わたしは冒険家ではないのこと」がじわっとくる面白さだった。おかしなことは、ちょっとした認知のズレが重なって起きる、ってことかな。

  • ものぐさだけど、前のめり。それがたたってか、カヌーに乗れば穴があき、山に登れば大雨警報。島一周歩いたら、海でも崖でも遭難寸前。宗教の勧誘を論破しようとして鼻であしらわれ、原発では放射能漏れに遭遇。ジェットコースターに乗りまくっていたらなぜか評論家と呼ばれてテレビに出演…。思わず脱力させる、旅と日常を綴った爆笑エッセイ。(アマゾン紹介文)

    エッセイ集としては内容に偏りがあり(原題では『52%』と表している)、その内容もふらふらしていて、合わない方は本当に合わないだろうなぁと思います。
    じゃあなんで最高評価かというと、タイトルがいい。本当に、この『ときどき意味もなくずんずん歩く』というタイトルは、声に出して読みたくなるほどキました。

  • なんてくだらない本。笑
    各エッセイに必ず力が抜けるオチがある。何か書いているようで結局何も書いてないじゃないかというような、痛快?な裏切り。いくつかは声に出して笑って楽しんだ。

  • Twitterのフォロワーさんから、教えて頂いた本。
    タイトルが気になってしまい、読んでみました。
    妙な面白さが全面に溢れてるエッセイ本です。

    著者の性格が、わからない。
    めんどくさがりなのか、マメなのか(笑)
    他の本も読んでみたくなりました。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「著者の性格が、わからない。」
      確かに変ですよね。。。他には大仏とかジェットコースターとか、無茶苦茶面白いです。チョッと変ったところでなベト...
      「著者の性格が、わからない。」
      確かに変ですよね。。。他には大仏とかジェットコースターとか、無茶苦茶面白いです。チョッと変ったところでなベトナムの盆栽「ふしぎ盆栽ホンノンボ」もお薦め!
      2013/02/01
    • 奈央(@azuminyan)さん
      nyancomaruさんコメントありがとうございます。著者は好奇心いっぱいなのかもしれないですね。お薦めの本、探してみますね♪
      nyancomaruさんコメントありがとうございます。著者は好奇心いっぱいなのかもしれないですね。お薦めの本、探してみますね♪
      2013/02/02
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「著者は好奇心いっぱいなのかもしれないですね。」
      確かに!面白いコト大好きなんでしょう。。。
      「著者は好奇心いっぱいなのかもしれないですね。」
      確かに!面白いコト大好きなんでしょう。。。
      2013/03/18
  • ものぐさだけど、前のめり。カヌーやシュノーケルをやったかと思えば山に分け入って遭難しかけ、迷子になるために旅をして、旅先のカフェで何時間も旅の計画を練る。原子炉に入って被爆したけどなかったことにし、琵琶湖の微々たる推移に胸を踊らせる。ジェットコースター評論家としても活躍(?)する宮田珠己の旅とレジャーと日常のやみつきエッセイ。

    ☆☆☆
    表紙のロバが木の幹を重力に逆らって歩いているイラストに目が留まって読み始めたら、表紙の意表さと淡々とした表現がぴったりの想像以上にじわじわくるエッセイでした。好きなのは冒険家と地球シマシマ説。

  • 笑える。一気に読むより時々一エピソード読む方がよさそう。悩んでる事とかアホらしく思えます。この本好きな人とは話合いそうだ(^-^) タマキングええなぁ。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「タマキングええなぁ」
      脱線と言うか、寄り道と言うか、ズバっとズラす遣り口が快感。。。
      私の苦手な「ジェットコースター」の話題ですら読もうと...
      「タマキングええなぁ」
      脱線と言うか、寄り道と言うか、ズバっとズラす遣り口が快感。。。
      私の苦手な「ジェットコースター」の話題ですら読もうと思ってしまうのでした(読み終わってます)。
      2012/07/06
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著者プロフィール

旅と散歩と石ころと変な生きものを愛し、いかに仕事をサボって楽しく過ごすかを追究している作家兼エッセイスト。その作風は、読めば仕事のやる気がゼロになると、働きたくない人たちの間で高く評価されている。主な著書は『いい感じの石ころを拾いに』(中公文庫)、『東京近郊スペクタクル散歩』(新潮社)、『アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険』(大福書林)、『明日ロト7が私を救う』(本の雑誌社)など。

「2023年 『路上のセンス・オブ・ワンダーと遥かなるそこらへんの旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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