せきれいの詩

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344036345

作品紹介・あらすじ

江戸幕府250年。
侍の世の終わりに見えたのは、
円く優しい人の世の始まりーー。  

押しかけ女房になった成瀬家の姫・澪。夫で、徳川慶勝に忠実に使える陸ノ介。
現代の礎となる激動の時代、翻弄されながらも愛と信義を貫く夫婦の姿を繊細に活写した傑作時代小説。

開国に揺れる幕末の江戸。
成瀬家の美貌の姫・澪は、幼馴染の陸ノ介のもとに押しかけ、妻になった。洗濯も炊事も不得手な澪だが、無口だが優しい陸ノ介を一途に信じ、支え続ける。
高須家の四男である陸ノ介は命の恩人である兄の慶勝とともに ”徳川を終わらせる”難事に取りかかるが、魑魅魍魎が跋扈する幕府と朝廷の狭間で、その運命が定まってゆく……。

感想・レビュー・書評

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  • 開国に揺れる幕末の江戸。成瀬家の姫・澪は、徳川慶勝に仕える幼馴染みの陸ノ介のもとに押しかけ、妻になった。現代の礎となる時代に、翻弄されながらも愛と信義を貫く夫婦の姿を描く。

  • 2020.9.1読了 図書館
    尾張藩徳川兄弟から見た幕末〜明治。
    先日読み終わった渋沢栄一に出てきた徳川慶喜像とはかなり違う。
    多分どちらも本当なんでしょうが、見方によって180度変わってしまうんですね,陸之介さんと澪さんの可愛い夫婦のお話、もっと読みたかったな。

  • 高須四兄弟にもう一人、陸之介を魅力的な主人公にした徳川家生き残りのドラマ。物語は淡々と進むが、最後にグッとくる。

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著者プロフィール

一九六七年京都市生まれ。会社勤務等を経て、司馬遼太郎氏の夫人である福田みどり氏の個人秘書を十九年間務める。二〇一〇年『マルガリータ』で第十七回松本清張賞を受賞し、作家デビュー。

「2022年 『せきれいの詩』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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