- Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344034297
感想・レビュー・書評
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【あらすじ】
「小説幻冬」二〇一六年十一月号~二〇一八年十月号に連載されたものを再構成。「くらしの七福神」「第二成人式」「覚えてはいけない国語」「素晴らしき新世界」「なぞの生物カジャラの飼いかた」「新生物カジャラの歴史と生態」「落花8分19秒」「砂場の少年について」ほか。23篇。
お笑いコンビ・ラーメンズの小林賢太郎氏の短編集です。大なり小なりいろいろありますが、言葉遊び的な話と、少しSFチックな話が多いです。ラーメンズの、シュールで惹き込まれるストーリーは、小林氏のこういう発想から来ているんだなと思いました。日々いろいろなことを「面白いこと」にできないか、頭を捻りながら生きてみたいものです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
コントやネタ、演劇の元のような23個の短編とこばなしたちが、素敵か装丁に包まれているなかなかお洒落な一冊。
短編たちはしっかりとSFだったり、少し気になる終わり方をしたり、くだらなかったり、短編でもなかったりして種類は選り取り見取り。
一瞬で読み終えてしまった。
個人的に好きだったのは「ひみつぼ」 -
ラーメンズイズム溢れる短編集
小説もあれば、言葉遊びだけのものもあり、短編集ながら、ストーリーごとの構成に著者らしさを感じました
ライブでいうセトリみたいな感じですかね
世界観とか、オチとか、諸々含めると「落花 8分19秒」が特に好きな“こばなし”です -
賢太郎さんワールド全開ですね。好きです。
今までのコントで使われたものが少しだけ姿を変えて書かれていたり、ほっこりしたり、後味悪かったり。
とりあえず、好きです。しわふー。 -
小噺だったり、小林賢太郎TVのシナリオだったり、作品のごった煮という感じ。最後の物語は、物語というより自分史なのかな?いつものように煙に巻かれそうだけど、幼少の頃から物の捉え方が鋭かったんだろうなというのが伺えた。
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賢太郎さんの舞台も大好きで観に行ってるから、とても面白いと思いました!
言葉遊び?とか、同じ言葉やのに意味が違うとか、おかしな世界の短編とか、色んなものが盛り込まれてて楽しい本でした^ ^
本展に行って、短編の中の小道具を見て本の中に入ったような感覚を楽しめたのも良かったし、その後の公演で賢太郎さん独特の語りの読み聞かせは最高でした♡
短編には小林賢太郎TVでやってたコントのお話とかも入ってたよぉ〜 -
著者のこだわりが随所に見られる。
けど、全体的にあまりに雑多なのでファン以外には受け入れられないかなー
僕は好きだけど。 -
オムニバスのコントやドラマを見ているような本だった。Eテレでやってるやつみたい。
特定のジャンルや形式に捉われず、色んな形で表現する著者の才能に感服した。言葉だけで、こんなに表現のバリエーションがあるんだなと思った。 -
短篇集 こばなしけんたろう
小林賢太郎
2019年4月28日読了。
小林賢太郎による23篇のこばなし。
カジャラ、怪獣達の宴にて購入。
これがまた面白い!!今までのコントの元ネタが入っていたり、ちょっとシリアスな小説が入っていたり、言葉遊び全開の短いこばなし。など。
どれもニヤニヤと笑ってしまう。
電車の中で読むときは要注意だ!
・短いこばなし三十三本 1と2
同音異義語を普段から楽しめる大人になりたい。
・落花 8分19秒
ショート映画を観たような感覚になるお話。
ストーリーとラストが好き
・砂場の少年について
小林賢太郎の少年期?と思わせるようなお話。
人とは変わった才能をもつ少年の物語。
こんな少年達が創作の世界に行くんだろうな。
どれもおすすめです。
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物語、言葉からの連想、感覚の異なる視点を持つ人物の話、など。視点のずれを意識して書かれた作品には個人的なつらさを感じる事もある。