40歳が社長になる日(NewsPicks Book)

著者 :
  • 幻冬舎
3.63
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本棚登録 : 365
感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344031487

作品紹介・あらすじ

デジタルネイティブに会社を任せろ!大企業でも既に始まっている30歳からの社長選抜。15年間、毎年200人以上の経営者のリーダーシップ開発をハンズオンで支援してきた著者が明かす、破壊的イノベーションを担う社長輩出の全ノウハウ。

感想・レビュー・書評

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  • ただ今38歳。読むのが遅かった。
    しかし今読めて良かった。付箋の数が非常に多い。

    リーダーを目指す人、大会社の中で埋もれたくない人、自分の色を出した仕事人生を送りたい人、
    そんな人が読むべき良書。

    多くのバッターボックス(修羅場)に立ち、人とは違う多様の「タグ」「強み」を付けるべく努力しないといけないと感じた。
    ※掛け算による比較優位性
    成長し、”社外市場価値”を高めることが出来ないと自分の身は守れない時代に。

    経営者視点としては、
    多様になるべきは”属性”ではなく、「視点・経験」であることを忘れてはいけない。
    全従業員の強み、性格を把握。お互いの強み、情報を生かし共創することが必要不可欠。
    先頭で指揮をとるだけは時代遅れのリーダーシップ。羊飼い型リーダーシップが求められる。

    個人の成長が会社の成長。
    必要※言語的説得=あなたならできる
    必要※越境力=領域を越境し、新しい価値を創造する

  • 非常に読みやすい 頭の中にすっと入ってくる。これからキャリアを積んでいく上で何をすべきかがわかる。主体性が大事なんだと思う。手上げをして社内公募に挑戦したい

  • 社会や会社が成熟から衰退を迎えている日本において経営者に必要な視点が詰まっている。居心地や座りの悪さが社会の成長の原動力となった時代は終わり、今は多様性や不確実性をあえて作る状況が必要なほど、見せかけの安定に安住している。すでに変化は始まっているのに。

  • とにかく読みやすい
    突飛なことは一切書かれておらず納得できる内容
    著者の豊富な知識が垣間見える

  • 引用元を読む方が効率的かもしれない。

  • 主に大きな企業の社員が社長、または社長に準じるような重役につくために何をするべきか、という話でした。
    失敗してもよいから挑戦するべきだということ、重い経験が人をつくるということ、など、後半はいち社員としての心構えの話が書かれています。
    しかし、普通のいち社員ではなく、企業としての(しかも1数百人以上社員を抱えるような大企業の)人材教育のあり方の話が多く、多くの人はこれを読んで具体的に動くことができるか、というと微妙に感じました。

  • コロナ前に書かれた本ではあるものの、大企業の経営層やマネージャー層に読んで欲しいもの。
    あとは後半のパートの女性のキャリア形成についての記載がとてもためになった。

  • いわゆる大企業に今勤めている人が読んだら、少なからず「焦り」のようなものを感じるのではないかと思います。
    はっとさせられる話が多く響く内容ではありますが、だからこそ本の内容ばかりに気を取られて盲目的に考え方を改めるようなことはしたくないなと思いました。
    参考書として手元に置いておくには良いと思います。

  • VUCA時代のマネージャー向けに書かれているような本かと。組織の作り方やメンバーとの接し方が書かれている。
    キャリアをこじらせそうな女性の扱い方は、他の本では見られない視点かと思う。

    早く修羅場に立って乗り越えるのが成長の近道という趣旨の話が多いかな。

  • 今勤めている会社がこうした変化をするとしたら最後の最後だと思うけれど、
    ・修羅場体験/場数を自ら求めて発信すること
    ・サクセッションプランニングに乗ること
    は意識したい。

    特に育休のブランクはコロナのダメージでどのくらい会社が変化したか/ただでさえ修羅場体験できる場所が少ない社内でこれからどこが修羅場体験できる場所かが、実際に会社にいるよりも見えにくくなるから、育休明けは信頼できる先輩からキャッチアップして配置の面談時そういう場所に配属してもらえるよう伝えよう。

    昇進試験の論文や面談でも使えるヒントが多かったから試験前には再度読み直して方向性を調整したい。あとは他の会社に移る基準(たくさんバッターボックスに立てるか)を考えるヒントにもなった。

    その他
    ・AI人事異動の精度が高いというのは興味深い。
    ・多様であるべきは属性ではなく視点・経験であることに注意。特にLGBT
    ・若手の目線が低いかもしれない問題提起を潰してしまう組織に最適化した(染まった)人間側にならない
    ・同期女子で1番に結婚妊娠した自分は周りからチャレンジ処女と思われているかもしれないという意識を持ちたい
    ・強烈なwillがあるなら会社にはいない。willがないことに焦らない。must→canから徐々にwillが生まれてくることに期待
    ・これだけ変化の大きな時代だから成功確率は分からない、ただ社会の流れはこうなるのだから私たちはこれに挑戦する
    ・アメリカでは収益を司るホットジョブ(P/Lを見ながら稼ぐ仕事)にアサインすることが人を育てる上で最も効果的
    ・KPI<自分たちは何のために会社をやっているか

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