- Amazon.co.jp ・本 (450ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344030886
感想・レビュー・書評
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シリーズ第三弾。
もうしっかり反社の二人。ハチャメチャ悪くて強くてカッコいい!!
映像化希望です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
相変わらずの二人組,イケイケどんどんながら,変なところは律儀で頭のキレもいい.憎めない二人である.食べることへのこだわりが半端でなく,それも読んでいて楽しい.
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脛に傷ある2人の元 大阪府警のマル暴担当刑事、片や刺された所為で杖を離せない身体の依願退職した堀内、片や懲戒免職で教職の妻に頼るしかない厳ついガタイの伊達のコンビ。
まるで絶妙な漫才コンビみたいな2人が立ち回る立ち向かうパチンコ業界の闇、話は旨い食い物を刺身のツマにしながら快調なテンポで突っ走るのであっという間に一息に読了しました。
関西弁のやりとりならではのテンポがとてもマッチしていて面白かった♪
とても気楽に読めた 笑。 -
堀内・伊達シリーズ第三弾。大阪府警を依願退職した堀内信也(40)は、府警時代の相棒で競売不動産の調査員・伊達誠一に誘われ、ある依頼に携わる。
それはパチンコホールのオーナー・新井が、計数機の細工をめぐり脅迫を受けているというものだった。パチンコ業界…そこには暴力団、警察も入り乱れ、私腹を肥やそうとする輩が蠢いていた…。
堀内と伊達の掛け合いが一層軽妙になっており、一作目から比べると、疾走感が増している。府警という「箍」が外れた2人にとって、もはや行動を制限する狭苦しさはなく、よく食い、よく走り、奔放に暴れ回る。痛快の一作。 -
「パチンコ屋は昔からヤクザと警察に食いもんにされてきたんですわ」という小説中のパチンコ屋オーナーのセリフがすべてを物語っている。パチンコ屋の不正をネタに強請りをかける半グレヤクザと、それを防ぐ仕事を請け負いつつパチンコ屋のさらなる不正を見つけて金を取ろうとする警察OBの2人。黒川博行特有の大阪弁の軽妙なやりとりが面白さを倍増している。パチンコは絶対勝てない、という格言もしっくりくる。
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堀内・伊達シリーズ第3弾。
ゴト師に脅迫されたパチンコホールのオーナーから、トラブル解決を依頼された伊達。堀内を誘いコンビを復活させ、事件の調査を開始する。すると、パチンコ業界の利権を巡り、様々な問題が。2人は無事に大金を手に出来るのか・・・
相変わらずテンポよく進む展開と、セリフの掛け合いが面白い。「飯食お。」のセリフで始まる毎日だが、飲食の部分でも楽しめる作品。 -
堀内、伊達シリーズ。前作で亡くなったと思った堀内が生きていた。この悪徳コンビの活躍は読んでいて気持ちがいい。出てくる奴らが皆悪すぎて笑ってしまう。
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右も左も腐れ狸や-。元刑事の名コンビがマトにかけたのは、パチンコ業界。出玉の遠隔操作、極道顔負けの集金力、警察との癒着…。我欲にまみれた20兆円産業の闇を突く。
関西の悪徳(元)刑事モノを書かせたら黒川博行の右に出る者はいない。これを再確認したような作品。パチンコ業界を舞台にしたストーリーはテンポがよく痛快なので頭を空っぽにして読むことができた。
(B) -
元刑事のコンビが活躍するシリーズ。
今回はパチンコ業界です。
パチンコ業界は、警察と持ちつ持たれつの関係にあり、深い闇がそこには存在します。
闇にも深く食い込み、お金にしていくコンビの迅速な活躍が読ませます。
それにしてもパチンコ業界の闇は深いですね。 -
堀内伊達シリーズ3作目。
個人的にはちょっと中弛みしてきたので★2つ。
でも、2人の仲の良さにはほっこりした。