熱狂宣言

著者 :
  • 幻冬舎
3.84
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本棚登録 : 213
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344027961

作品紹介・あらすじ

外食業界のスター、東証一部上場企業の社長・松村厚久。圧倒的な情熱と才気で業界を革新し続け、さらなる躍進を夢見る彼には、決定的な宿命があった。誰にも言わず、進行する若年性パーキンソン病と闘い続けていたのだ-。秘めた苦闘の日々を克明に綴る渾身のノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • 熱い!熱い!!ともかく熱い!!!
    こんなにも熱く生きるために、人生をかけている人がいることに衝撃を受けました。
    どんな状況であれ、諦めない気持ちが大事!!この本を読むと言い訳ができなくなるなと思います。
    ぜひ読んでいただいて、心が熱くなったらと思います。

  • ダイヤモンドダイニングの社長であり、また若年性パーキンソン病に患っている松村厚久氏の生い立ちからこれまでと同社の軌跡について書いた一冊。

    刻一刻と体がほとんど動かない状況に近づいていく身でありながら、100店舗100業態という外食業界では異例である偉業を達成し、その後東日本大震災に伴う苦境を乗り越え、先日東証1部に上場を果たすその物語は読んでいて何度も胸が熱くなりました。
    本人が想像を絶する闘病生活で何度も諦めそうになっても立ち上がることができたのは、同社の従業員の方、外食業界の盟友たち、そして著者や見城氏といった他業界の肩など様々な方のサポートが非常に大きいことを感じました。
    ただ事業に関してのセンスは積み重ねてきた経験からくる天才的なものであると盟友のひとりである安田氏の証言を読んで強く感じました。

    絶望的な状況でも病気を受け入れ、強く生きる松村社長に何回も勇気をもらうとともに諦めずに熱狂していく姿をみて、ダイヤモンドダイニングの今後、そして外食業界の未来がますます楽しみとなる一冊でした。

  • 自分ではないこんな人物・人生がある事を感じれる事に読書の醍醐味を感じます。
    自分も、自分の置かれてる環境で頑張らねばとも思います。

  • すごい人がいるものだなぁとただただ感心するばかり。周囲の人が絶賛することしきりで本人も素晴らしい性格で超前向き、やる気に溢れている。そんな人だからこそ、彼を支えている人たちも素晴らしい人が集まってくるのだろうし、それをかぎ分ける嗅覚もすごいのだと思う。
    現実離れし過ぎて自分には到底程遠く感じられてしまう。感情移入することもできずに客観的に読み通すことで終わってしまった。書き手の文章も苦手だったなぁ。

  • 私が尊敬する経営者の1人です。
    最近映画化もされていましたね。

    難病と戦いながらも、自分の信じるビジョンを貫き、仲間に支えられながら、
    偉業を成し遂げていく姿は、まさに圧巻です。
    同じ経営者として、志・ビジョン・生き方、全てに感銘を受けました。

    一度きりの人生、自分の命を何に費やすのか、
    大事なことに向き合わせてくれる1冊です。

  • ノンフィクションとして、読んでいて面白くないため、途中でやめました。

  • 筆者の生き様が痺れます

  • 松村厚久はパーキンソン病にも負けず、熱狂的な心を持ち仕事をしている。とてもすべてをまねはできないが、周りの人人への心配りについては唯一自分でもできるかもしれないと思った。

  • ものすごく強く、たくましい男。
    今でも現役バリバリで驚きました。
    自分も負けないように頑張ろう。

  • 幻冬社見城社長のお仲間であるダイヤモンドダイニング松村社長を取材対象としたノンフィクション。
    上場企業の社長でありながらパーキンソン病と戦っており、社員や競合である同業界からも熱狂的な支持を得る魅力を持つ人物を感動的に描けている本。外食に興味がなくても熱い気持ちになれる本を読みたければおすすめです。可能性は少ないが実際に松村社長に会って話して見たいと思わせる本。

    以下引用
    ・必ずダイヤモンドダイニングを日本有数の企業に押し上げます。燃え盛る魂を失うくらいなら死んだ方がましです。燃えて燃えて、仕事に打ち込みますよ。私を苦しめるパーキンソン病との闘いも絶対に諦めません。見ていてください、必ず勝利してみせますから。

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著者プロフィール

一九六二年横浜市生まれ。広告代理店
勤務などを経て八九年より執筆を開始。
主題は多岐にわたり、人物ルポルタージュ、
ノンフィクション、インタビューなどの作品を発表。
著書に『YOSHIKI /佳樹』『全身女優 私たちの森光子』
『五郎丸日記』『それってキセキ GReeeeNの物語』
『虹色のチョーク 働く幸せを実現した町工場の奇跡』
などがある。

「2020年 『M 愛すべき人がいて 愛すべき人がいて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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