101人の、泣いて、笑って、たった一言物語。世の中捨てたもんじゃない!
- ごま書房新社 (2020年2月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784341087579
作品紹介・あらすじ
ちょっと心が疲れた時、本書を開いてみてください。
ほろりと泣ける「いい話」、ジーンと胸に染みわたる「いい話」。
きっと元気が湧く、101のサプリメント「いい話」が満載です。
「プチ紳士・プチ淑女を探せ!」運動(志賀内代表)主催の「たった一言で」コンテストに過去10年間に投稿された約30000話から100話を厳選+1話(志賀内・おわりに)
感想・レビュー・書評
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名言は著名人のものが取り上げられがちですが、誰だって、他人を救える「ひと言」を実は言っているのではないでしょうか。辛いことがあった時に読んでみれば、救われる言葉が必ずある1冊だったと思います。
【気づき】
・「大変」は「大きく変わる」、大きく変わるためと思えば頑張れる。確かに頑張ろうと思えた。
・「幸せだ」のひと言を、毎日言えれば本当に幸せになれそうな気がする。
・やらない口だけの善より、たとえ偽善でも行動したほうがかっこいい。なかなか言えないが、確かにそう思う。救われた人にとっては善であれば、偽善でも悪くはない。
【本のハイライト】
・人は言葉で救われる、誰にでも救われた「たった一言」があるはず。
〇幸せとは
・幸せとは他人と比較するものではなく、人それぞれが自分に与えられた環境を享受し、その上でできることを精一杯することで与えられる。
・「幸せだ」のひと言で、当たり前に過ごせることが幸せであることに気付く。
〇人のありがたみを知る
・話を聞いてくれる人がいるということ、そんな友人がそばに居てくれることは本当にすばらしいこと。
・その人の大切さは、その人がいなくなって初めて気づく。
・白黒つけるより、グレーがいい時もある、うまく見えないものがあってもいい。
〇人の役に立つ
・「お手伝いさせてもらえませんか」という言い方なら、「お手伝いしましょうか」よりも、遠慮して断られることが少なくなる。
・やらない口だけの善より、たとえ偽善でも行動したほうがかっこいい、何もしない人より、何かをした人の方が全体にいいし、意味のあること。
〇辛いとき
・若いうちに挫折しておいた方がいい、年齢重ねてからだと立ち直りが遅い。
・社会人になっても辛いことがあって泣きそうな日もあるが、大事な人生、いつか必ず心の糧になる、呼吸だけはしておく、明日もまた強く生きていく。
・生きていれば、誰でも病気になる。
・食べることは命につながる大切なこと、辛い時や悲しい時ほど力強く食べる。
・前例がないなら、作ればいい。
〇頑張れる
・「大変」は「大きく変わる」、大きく変わるためと思えば頑張れる。
・苦しいのは生きている証拠、そう思えば頑張れる。
・「困っても困らない」、くよくよしても仕方がないし、周りを見れば必ず助けてくれる人はいる。ただし訓練は必要。詳細をみるコメント0件をすべて表示