行為の意味―青春前期のきみたちに

著者 :
  • ごま書房新社
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784341019075

感想・レビュー・書評

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  • ACの某CMにうんざりする一方で、宮澤さんの詩が読まれるCMは流れるたびにそうだなぁと、毎回じんとしていました。30年間中学生のために詩を書き続けた著者の想いが詰まっていました。全国の中学生のことを本気で考え、心配し、叱咤激励し、気遣った言葉たちが少しでも多くの中学生に届いたらと思います。

  • 嵐さんが朗読したのを聞いて興味を持ち読みました。311後のACのCMで使われていたフレーズの引用元であることを後で知りました。
    現代の、今の中学生が聞いても分かる言葉で詩を綴っていると思いました。
    思春期に必ず誰もが通る、孤独感とか焦燥感とかにさいなまれるとき読むとストレートでいいなぁと思いました。

  • 私もファンになった。多感な時期を生きている私――十代の内に読めてよかった。成長し続ける人間という生きもののために、努力は裏切らない、勇気は大切と。個人的な話をすると、少し前まで勇気があるとはとても言えない人間だった私ですが、勇気を出してやってみて、それで成功はしなかったけれど周囲すべてに感謝することができました。成長しました。つまり勇気は素晴らしく、手を伸ばしてみることは大切で、成長は誰でもいつでも毎日でもできるということ。すごく頷いて読めたのです。手元に置いておきたい本です。もう何度も読んでいます。

  • 「思い」も「心」も、行為に移してはじめて
    目に見えるものとなる。
    誰かのために、一歩踏み出そう。

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 普通の言葉だが共感できることがたくさんある

  • 宮澤章二さん、今年が没後10年です。大正8年(1919)6.11~平成17年(2005)3.11。埼玉県羽生市に生まれ昭和32から旧大宮市に在住でした。全国小中高約300校の校歌を作詞し、クリスマスソング「ジングルベル」の作詞者です。こころづかいと思いやりを歌った「行為の意味」の詩、素晴らしいです。この本には沢山の美しい詩が収録されています。2010.7発行。まえがき部分はご子息の宮澤鏡一氏が書かれています。

  • 中学生に

  • いのちを燃やしてるか?そう問われているような言葉の数々。いま、生きてること、生かされていることがどれだけ奇跡なのか、だからこそいのちある限り輝くために何かに一生懸命にならなきゃいけない。そんかメッセージが感じとれる。

  • 中2の時に読んでれば、もっと人生楽しめたかも

  • ACのCMで気になっていて、ようやく購入。
    若者達に伝えたい事をこうして形にしてくれるのは素敵なことだと思う。
    でも青春前期に読んだらどう思ったのだろう。素直に受け入れられたかな。

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著者プロフィール

埼玉県羽生市出身、東京大学文学部美学科卒。詩人・作詞家。
校歌や合唱曲、歌謡などの作詞を手がけ、特に校歌は埼玉県内を中心に300校以上にのぼる。『ジングルベル』の訳詞者でもあり、昭和21から16年間続いた「ラジオ歌謡(NHK)」では、サトウハチロー(35曲)をしのぐ最多の46曲を作詞している。日本童謡賞、赤い鳥文学賞特別賞など受賞。

「2018年 『新装版 行為の意味』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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