新装版 しろくまだって (斉藤洋のしろくまシリーズ)

著者 :
  • 小峰書店
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本棚登録 : 128
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338017015

作品紹介・あらすじ

マルクとカールはしろくまの兄弟。人間の落としていったラジオで言葉をおぼえた二人は、町へ出て行き“しろくまじるしの宅配便”で大あたり。好奇心にあふれた二人の生き方をユーモアたっぷりに描いた楽しい読み物です。

感想・レビュー・書評

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  • 人間の言葉を話すしろくまの兄弟が、街にでた。街の人たちは、しろくまの着ぐるみをきた人間と思ってるという、なんとも楽しい設定。おもしろかったです。

  • 小学校1年生のときに初めて読みました。
    本当にお気に入りの本です。
    その時の私にしては長めだったんですが、物語に引き込まれていき、あっという間に読み終わっていました。
    動物が出てくるお話は、話す動物、という設定のことが多いのですが、これは話せるようになった動物で、不思議な難しい本になっていないのが読みやすいです!
    可愛くてとてもほっこりします。
    きっと本にハマるきっかけになってくれる1冊だと思います♪

  • お兄さんのマルクと弟のカールのしろくま兄弟。
    しろくまが人間の言葉を話せるなんて思わないから、本当のしろくまだとは何故かバレずに人間の生活に入り込みます。
    とにかく可愛い。家に置いておきたいと思って購入し、たまに読み返しています。
    小学生2年生~中学年あたり向き

  • しゃべるしろくまじゃなく
    しゃべれるようになったしろくま!

    人間が急カーブで落としていく物を拾い集め
    人間の言葉を学んできたという設定がお気に入り。

    なぜ人間の言葉をしゃべれるかというと・・・
    のあたりで、6年生男子が
    そこは、暗黙の了解じゃないの!?
    と突っ込んだそう(笑)
    (お昼の放送で読みました)

    人間の世界で、着ぐるみを着ているふりをして
    暮らそうとしますが・・・

  • シロクマの2人がこれからどうなるか、お楽しみだわ。

  • カナダの雪山奥くに住む2匹のシロクマが初めて人間界へおりて、上手い具合に人間経験をつんで生活する愉快なお話です。

    タイトルが『しろくまだって』ですが、その通り、しろくまだってやってみたいことに向かって頑張り続ければ、成し遂げられちゃう! という奇妙だけれど、とてもほんわかするストーリー展開が繰り広げられてゆき、2匹のシロクマはあれよあれよという間に人間界になじんでゆく様がとても小気味よくて面白かったです。

    イラストも雰囲気のある絵柄で、読み手の想像力をかき立てます。ヘタウマなイラストがとてもおしゃれで、お話の登場人物たちにとてもしっくりきます。

    小学生一年生後半〜小学校二年生ぐらいから自分で読めると思いますが、大人でもわくわくしたり、くすっと笑えるお話なので幅広い年齢層が楽しめる本です。

    シリーズになっているようなので、別の話も読んでみたいと思いました。
    とてもかわいらしい世界観にほんわかします。

  •  あつい夏に、さむくてふぶきの冬からはじまるお話をどうぞ。主人公は、人間の言葉がしゃべれるしろくまの兄弟カールとマルク。おしごとをしたり、遊園地へ行ったり…。しろくまだって何でもできるよ!
    (一般担当/しろくまだっこ)夏休みに読みたいおすすめの本

  • こんな世界なら楽しいだろうなと思った

  • なぜしろくまが人の言葉を話すのか?
    それは読めばわかります。

  •  順番が逆になったけれど、ようやくシリーズ1作目が読めました。

     動物が人間の言葉を喋り、人間のように生活するのが普通の世界観でなく、飽くまで人間は人間、動物は動物、という世界なのに、しろくまがラジオで人間の言葉を覚えて、喋れるようになるだけでなく、人間のように思考し、生活する、ていうね。
     最高におもしろぜ。

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著者プロフィール

1952年、東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。1986年、『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞受賞、同作でデビュー。1988年、『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞受賞。1991年、路傍の石幼少年文学賞受賞。2013年、『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞受賞。「どうわがいっぱい」シリーズの作品に、「もぐら」シリーズ、「ペンギン」シリーズなどがある。

「2022年 『がっこうのおばけずかん シールブック 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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