- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334976514
感想・レビュー・書評
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沖縄・興南高校は、
甲子園で春夏連覇を達成している
高校野球では有名な高校です。
その興南高校の野球部を、
ここまで強くしたのが、
本日ご紹介する本の著者、我喜屋監督です。
本日ご紹介する本は、
我喜屋監督の人づくり、チームづくりのノウハウと
リーダー論が学べる1冊。
ポイントは
「常識」
本のタイトルは”非常識”ですが、
本書で紹介されている、人づくりの考え方は
いたって、基本的で常識的な内容です。
勝つための方針、戦略や戦術を云々言う前に
実行するのは人間。
人間の基本がしっかりできているチームが
強いチームなんだと思いました。
「ゴミ」
”自分が落としたものじゃない”とゴミに気づいても拾わない選手は、
”自分のミスじゃないから”とカバーリングを怠るもの。
人間、ミスは必ず起こします。
仕事でも、ミスした時のカバーがいかにできるかが
チームの勝負強さだと思いました。
「全てが本番」
我喜屋監督は、”対戦相手が決まってから
対策を立てているようでは遅い”と言います。
相手が誰であろうと、やるべきことは常に明確であり
日々、それができるようにしておくべきだということです。
仕事でも、仕事の内容を客先から提示されてから
それをできるようにするにはどうすればいいか
考えているようでは遅いんだろうなと思います。
「準備」
我喜屋監督は、
多くの指導者はボールが動いている部分しか見ていない。
ボールのないところで準備ができているかを見るのが
指導者だと言います。
我々も、具体的な仕事の進捗がどうなっているかは誰もが見ますが、
仕事がない時に、どんな準備をしているのかは
あまり注目されないように思います。
次への準備を、ぬかりなく、自然とやれるというのが、
強いチームの特徴だと思いました。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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このジャンルの文章の目的は、読者を説得し、自分の主張を広めることだ
文章を書く作業の出発点は、メッセージの明確化である
「チャンスは心構えのあるものを好む」「偶然は、準備の整った実験室を好む」
文章は初め方と終わり方が難しい「始め」=読者を引きつける 「終わり」=読後に残る印象
抽象的な概念をわかりやすく伝えるための方法=①比喩 ②具体例 ③引用
「とにかく書いて、あとで直す」=あまり気をつかわず一応書き上げ、あとでチェックする
「始めなくてはできない」=完全でなくてもよい。そこから文章は成長していく
新しい発想は「考え続けることによって生まれる」
自分自信との対話を通じて、文章を成長させることができる
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◆目次◆
1 メッセージこそ重要だ
2 骨組みを作る1-内容面のプロット
3 骨組みを作る2-形式面の構成
4 筋力増強―説得力を強める
5 化粧する1-わかりにくい文章と闘う
6 化粧する2-100回でも推敲する
7 始めればできる
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◆マインドマップ◆
http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/b1dd53fd50bbb2ff.png
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数年前、甲子園を春夏連覇した興南高校野球部監督を取材した本。後書きで書いてある「人と同じ事をするのがダサいという間違った非常識でなく、常識がしっかり身に付いているからこそ、人と違った発想の非常識な事が出来る」が肝の内容でした。
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沖縄・興南高は、なぜ甲子園で優勝どころか春夏連覇できたのか?
常識を疑い続けたことから生まれた唯一無二の指導法と゛金言゛を初公開!
不可能を可能にした名将・我喜屋監督の人づくり、チームづくりのノウハウと卓越したリーダー論はビジネスマンも必読!! -
『イノベーションのDNA』で読んだ、イノベーションを起こして新たな成功に導くリーダーが備える能力を、我喜屋優監督が持っている、そして、発揮して興南高校を甲子園優勝に導いたんだということを読みながら感じました。中高生を指導する人たちに、このような指導者が増えてくれると、日本のスポーツがさらにレベルアップするような気がします。
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この監督はすごいね。
こうゆう発想や行動ができる指導者になりたいもんだ! -
これまでの慣習にとらわれず、必要なことを当然にやる。采配も同じだけど、とても理にかなっているとおもいました。
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期待ほどではなかったが、ためになった。
監督の指導の徹底振りには感心させられた。
我が子をどういう大人に育てていくか、ヒントになる内容でもあった。 -
興南高校 我喜屋監督の指導方法、考え方はおもしろい。野球だけでなく社会人になっても通用する人材にしようと考えている。