娘に伝えたいこと: 本当の幸せを知ってもらうために (知恵の森文庫 b ま 6-1)
- 光文社 (2005年3月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334783464
感想・レビュー・書評
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叔母が私に
「あなたのお母さんはお父さんの収入で十分に生活できるのに、なんで仕事に出ているのか不思議だった。弟(障害者)もほったらかしてかわいそうだった。私が引き取りたかった。」と言われたことがある。
この本を読んで腑に落ちた。
親はネグレクトだったと自覚していたが、あぁ家に母親がいるということは、こういうことだったのかと。親についてはもう諦めたが、子後もを持って家族を作るのもいいなと感じた。もう自分では産めないが・・・。
家庭も社会の記述に「そうだよね~」と思っていたことが書いてあって、この考えおかしくないんだと思った。
読んでいて、自分の昔の環境を思い出した。おかしいと思ったことや、こうしたらいいと提案していた日々もあったが、もちろん聞いてもらえず、あきらめた過程を思い出した。
なんだかなぁ~。
家を居心地よくしたくていろんな本を読んでいて、この本にたどり着いたが、げんなりした。残念。
未婚の人や、これから結婚する人、子育て中の人にいい本だと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょうど女の子を妊娠中のため、タイトルに惹かれ購入しました。
いわゆる総合職として朝から晩までフルタイムで働いている身としては、書かれている内容に同意しかねる部分があったというのが正直なところでしたので、途中からは“女性向け”の言葉ではなく、“1人の人間”に向けた言葉であると捉えて読みました。
ところどころ記載内容に反発心を抱きながらも、“おばあちゃんの小言”という感じで最後まで読み、読了後は少し気持ちがほっこりする、そんな本でした。 -
まだ結婚して一年も経っていない私ですが、働きながら家事をする生活について少しストレスを感じていたところに、本屋さんで見つけて購入。
もやっとしていた心の何かが解けたような、祖母に元気付けてもらったような。厳しくも温かい言葉に頑張ろうと思える一冊です。 -
タイトルに惹かれて手に取り、読んでいくうちにまさしく娘に伝えたいことだと思うと同時に自分も気をつけないと、いけないと気づくことも多かった。
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あとがきが著者の遺言であり、解説は娘さんの筆によるもの。
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ずっと手元に置いておきたい一冊です。
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本屋さんで平積みされていて、タイトルにひかれ迷った末に購入。
妻として母として、ちょっと迷走中な私にぴったりでした。
なんか母という役目だけに満足できず、つい色々やろうとしてしまうのだけど、母親ってやっぱりすごく大切な仕事なんだよな~。
長い人生から見たら一瞬の育児の時期、大切にしていかないと!
最後のあとがきを読んで泣きそうになりました。こんなおばあちゃん、素敵だな。 -
何度も読み返そうと思います。
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最近、おばあさんが書かれた本が気になるのです。
現代の女性が一度立ち止まって考えたほうが良さそうなことが、書かれた本。
子育てに専念したいなと考えさせてくれた。