- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334073138
作品紹介・あらすじ
深夜の廃工場。三人の若者によって、男が水槽に投げ込まれようとしていた。それを目撃したOL・青木淳子は、念を込めて掌から火炎を放ち、瞬時に若者二人を焼殺した。彼女は念力放火能力を隠し持つ超能力者だった!若者たちに連れ去られた恋人の救出を瀕死の被害者に頼まれた淳子は、逃走した残る一人の行方を探すが…。警視庁放火捜査班の刑事・石津ちか子は、不可解な焼殺の手口から、ある未解決事件との類似に気付く。東京・荒川署の牧原刑事とともに捜査を開始したちか子の前に、新たな火炎焼殺事件が…!宮部みゆき、渾身の力作1200枚、ここに登場。
感想・レビュー・書評
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宮部みゆき…すごいなぁ。こんな荒唐無稽な話をリアリティある感じで書けるなんて。何度目かの再読なのに飽きない。飽きさせない。さすが。
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火を生み出しあやつることのできる淳子。
力が放出を要求し、ある廃工場にやってくるが、後からやってきた男達は死体を運んでいた...
次、下巻。 -
鳩笛草の「燔祭」の続き。パイロキネシスを持った青木淳子の話。
警察の石津ちか子視点の話が合間に入る。
正義のために突き進むけど、行き過ぎ正義も怖い。
全体的仄暗い感じで、なかなか読み進められなかった。
下巻は色々な伏線回収があると思って読んでみる。 -
鳩笛草、パイロキネシス(念力放火能力)をもつ青木淳子の物語。
もしもこの能力があったなら、彼女のようになりのだろうか?幼い彼女、そして倉田かおりちゃんのように、力が制御できないと私なんて、かおりちゃん以上にボヤ騒ぎを起こしまくってしまうだろうな。。汗
淳子が力に支配されつくさないうちに、幼いかおりちゃんと会って、いい空間が生まれると良いのだが。。
そして牧原くんがつらい過去から開放されるとよい。。
下巻には、多田一樹は出てくるの?
しかしながら、淳子のターゲット達がひどすぎるから、何が正義が難しくなる。。 -
不思議だなあ、どうして文章から古さを感じるんだろう…不良たちの姿?人物の名前?電子「メイル」?
悪い意味ではなく、時代が進めば文章からも古さを感じることがあるんだなとしみじみ。
とりあえず気になってすぐ読んでしまったので下巻へ! -
鳩笛荘を含め随分前に読んだことがある作品だけど買いなおしていたので再読。導入の惹きつけ方はさすが。少し中だるみしましたが下巻ではどうかな。
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mmsn01-
【要約】
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【ノート】
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念力で火をつけることができる主人公。残虐な犯罪者を次々に血祭りにあげていくけれど。。。