腸と森の「土」を育てる 微生物が健康にする人と環境 (光文社新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334045562

感想・レビュー・書評

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  • 良書! ‘’人は森であり、腹に土を内包している。‘’ 偏った動植物の接種を改善する「プラネタリーヘルスダイエット」で身体と生態系のアンバランス改善。 内なる腸環境と、外的自然環境の関係性。まさに腹落ち。

  • 人間はピラミッドの頂点などではなく他の生物、微生物との豊かな相互関係の中で生かされている歯車の一つである事を知れば、過剰な除菌、食料廃棄など局所的で二元論で判断する人間のエゴイストな行動の愚かさに気づくはず。

  • 地球が悲鳴をあげている現在、生態系の頂点にいる人間が、食生活を抜本的に変えていかなければならないのだと思いました。もしや、手遅れでは…と思うところもありました。

    書いてあることは理解できますが、行動するのにどこからやっていったらよいのやら…。
    時々、読み返して思い出しながら実践してみようかな。

    まずは、できることから。

    微力ではありますが、お肉の回数を減らしてみたり、産地や農法を気にしてみたいと思います。

    地球と自分の腸内環境改善のために。

  • 森などの自然界から人間の腸に至るまで、菌が果たす役割の大きさについて解説し、行き過ぎた除菌や環境汚染に警鐘を鳴らす。
    言いたいことはわかるし共感する部分も少なくないが、やや極端な主張、科学者にしてはエビデンスに疑問が残る箇所もあり、読むのに注意が必要だと感じる。

  • とても重要な本。土と微生物で示された主題を医師の立場から深める。また日本の食と農の問題にも焦点を当てる。
    はっきり言って、いきなり大転換は無理なので、できるところから少しずつと思う。
    僕の場合は、子ども達のおやつからか。

  • すごく数多くの論文と作者自身の取材によって書かれた丁寧な本。健康と地球環境が密接な関係であることを再確認できました。

  • 京都府立大学附属図書館OPAC↓
    https://opacs.pref.kyoto.lg.jp/opac/volume/1270848?locate=ja&target=l?

  • バイブルに仲間入り ありがとう
    いまのわたしはこういう作品を必要としてた

    じぶんの食生活、私生活に気づきを<ぜったい>得られる一冊
    もともと食•環境の変化に対して、桐村さんと同じような強い想いや考え方、願いがあるんだけど、
    もっと日々の積み重ねを大切に意識かえていこっておもった

    じぶんに甘すぎる人間。。わたしもそう
    人それぞれの生き方がある、それでよし
    でも最近、ふと突然すごくもどかしい気持ちになる時がある。
    このままじゃだめなんだよ…みんな、、って

    つぎなに読もうかなって探してるひとにおすすめしたいな〜
    たくさんの人に届いてほしい

  • 人と地球の健康は繋がっている
    ホメオスタシスの大切さ
    日本人にこそ読まれるべき本

  • 感想
    腸と土。人間と地球の基礎を整備する。自分たちの足元から目を背けて健康を向上させることはおこがましい。食を考え直す一つのきっかけに。

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