秘蔵カラー写真で味わう60年前の東京・日本 (光文社新書)

  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334043759

感想・レビュー・書評

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  • 60年前、ということは、1960年前後。

    映画の、三丁目の夕日の鈴木オートに、青森から六子が集団就職でやってきたのが、1958年の春。

    東京タワーの竣工が、1958年12月23日。
    首都高の最初の路線の開通が、1962年12月20日。
    新幹線の開通が、1964年10月1日。
    東京オリンピックの開幕が、1964年10月10日。

    1960年前後というのは、そういう時代だ。

    本書は、当時の日本に住んでいたアメリカ人が、撮りためたカラー写真を、彼の書いた文章と一緒に紹介したもの。彼は今で言う、鉄ちゃん。東京ばかりではなく、日本全国を鉄道で巡り、写真を撮っている。
    日本が豊かになり始めた時期の、と言うことは、まだ貧しさの残る時代の、興味深い写真ばかり。

  • 60年前の日本の様子がカラー写真でわかります。
    状況はどこか途上国のようですが、確かに我が国です。
    このような貴重な写真が残っていて良かったと思いました。

  • ふむ

  • 図書館で。60年前の貴重なカラー写真本。

    懐かしいというか、こんなだったんだなぁと思いますながらペラペラと眺めた。
    国鉄の顧問だった方の写真なので汽車・都電など乗り物中心。

    この60年の日本の成長は凄かったんだな。
    60年後はこんなに変わってはいない気がするする。

  •  米国人が撮った昭和30年代の日本。鉄道写真が多く、全国各地での路面電車の多さや現役のSLが印象的だ。大半は現在とは様子が異なっているが、鎌倉の大仏は当然同じだったり、聖橋と神田川の地形は何となく似通っていたり。自分の出身地の写真もあり興味深かった。

  • <目次>
    東京編
    各地方編

    <内容>
    もともと鉄オタで、軍属で来日後、日本が気に入ってそのまま居ついてしまったアメリカ人の「60年前の日本」の風景写真集。基本、鉄道が写っているが、アメリカ人から見ての、日本の風俗も入っている。御年91歳(出版時)だが記憶もすごいようで、それも記録として重要は意味をなしている。自分の生まれた頃の日本の風景を見ながら、「日本は変わったんだな」と実感。残すべきものはあった気がするが…

  • 見ているだけで楽しいです。
    続編もオススメ!

  • 60年前頃は、カラー写真はすぐに色が変色すると
    言われていたらしいです。

    実際に安物だとそうなってしまうそうですが、当時
    とても高価だったコダックフィルムは今もなお、
    当時のままの状況を克明に伝えてくれます。

    当時、日常の風景を写真に収めようと思った人は
    どれくらいいたのだろうか。

    本当に本当に貴重なカラー画像です。

  • 著者のマニア度に。日付とメモ。

  • もっと大判ならなおよかった。

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