- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334042028
感想・レビュー・書評
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武士道とは、しか知らなかったが、含蓄のある言葉が多くてよかった。人に忠告をする時の心得は忘れないでいようと思う。
大かたは、人の好かぬ云いにくき事を云うが親切のやふに思ひ、それを請けねば、力に及ばざる事と云うなり。何の益にも立たず。ただ、徒に、人に恥をかかせ、悪口すると同じ事なり。我が胸晴らしに云ふまでなり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
身が引き締まります。
新渡戸稲造の武士道を読んだことがありますが、海外への紹介という感じで、今一つ響きませんでした。
で、原点の葉隠+有名な三島由紀夫の本ということで、読んでみました。
これまで読んだ自己啓発書のように背筋が伸びる感じで、しっかり生きなければと反省しきりです。
ただ、前半の三島の解釈より、後半の単純な現代語訳の方が心に響きますね。
男たるものこうあるべし!と説教されているようで、耳が痛いですが、清々しい気持ちになります。
漠然と生きてるな~なんて思っている人は、一度読んでみるのもいいとかもしれないですよ。
結構オススメです。 -
[ 内容 ]
[ 目次 ]
1 わたしの『葉隠』
2 『葉隠』名言抄
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
こちらのカッパブックスの『葉隠入門』を持っていてパラパラ読んだ記憶です。横尾忠則氏も初期のイラストレーションも楽しむ事ができました。再版されたのかなぁ〜新潮文庫版もあるんだね…
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久々に武士道を思い出したくなって手に取りました。三島由紀夫氏の本は好きで昔から読んではいたのですが、昔の話が現代という設定で書かれているのになぜか古い感じがしない。不思議です。
さすがといったところでしょうか・・・。 -
葉隠、三島由紀夫、横尾忠則の組み合わせが素晴らしい。
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三島由紀夫氏がコメントを書いていく…という感じの本。 元々、葉隠は、江戸時代の山本常朝の書だが、三島は座右の書としていたらしい。 この間、本屋の洋書コーナーに、この原書?の訳本が売っていた。 ん〜意外と諸外国人のほうが知っていたりして…