- Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334036751
作品紹介・あらすじ
個人投資家にも、プロにも役立つ。迫りくる危機に備えるためのリアルな金融知識を手に入れよう!「伝説のディーラー」が書いた「伝説の教科書」。データを刷新、大幅加筆の改訂版。
感想・レビュー・書評
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もともとは大学生に向けた講義をまとめたものとの事。丁寧にそして具体的に解説はしてあるが、それでもかなり複雑な手順を踏んでいるディーリングを理解できる大学生は凄いと思う。
ディーリングの実際の解説よりも、モルガンと邦銀の違いが随所に書かれていて、そちらの方が面白かった。
ただしこの本が書かれたのはかなり前の事なので、今とはだいぶ状況は違うとは思いますが。
自分が片手間に投資を始めて20年近く経つが、この本の中で筆者が説明している投資手法を理解するのは、まだまだ苦労するというか、ついていけない所も多い。もっと勉強しないといけないのかな。
この分野は日進月歩でどんどん新しい理論や手法が登場しているが、案外投資に臨むには基本が大事だと思う。この本は書かれたのがだいぶ古い本ではあるが、その意味では本書を全部理解できなくても学べる部分は多々あると思う。
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為替・債券・各種デリバティブ市場における各種商品の価格形成メカニズムを分かりやすく解説。図表も多く、ヤヤコシイ理論を直感的に理解しやすいよう配慮がなされている。先物がなぜディスカウントされるのかなどの重要な点は適度に繰り返され、記憶が定着しやすい。オプション理論などは何度その手の本を読んでも忘れてしまう私だが、この本なら(しばらくは)憶えていられそうだ。
しかし、例えば金利スワップの利点として、B/Sを膨らませることなく貸出と同値の効果が得られるというのはわかったが、果たしてそれで何か付加価値が生み出されているのかという疑問が沸いた。金融機関の本来の役割(e.g.貸出しによる信用創造等)とは別のところで、金融プレーヤーが内輪のゲームに血道を上げているのでは?と思えてしまうのだ。金利スワップに限らず、様々な金融商品について、それが「単に金銭的に儲かる」以外にどのような社会的利益を生んでいるのかをもう少し解説して欲しかった。 -
金融マーケットについて実例を交えて分かりやすく解説されていて、非常に良かった。
完全に消化できていない部分もあるが、折々に教科書的に見直したい。 -
【トレーディングの基礎を学べる一冊】
トレーディングの講座を本にしたもの。トレーディングの基礎を講義形式で学べる。一冊読めば学んだ気になれるが、正直やってみないとダメ。
金融のプロ達が、わーわーやっているマーケットで、一般素人の人たちが敵う気がしない。だからやらないって意味ではないが、少なくとも自分で運用できない場合にはプロに任せたほうがいいし、自分でやるなら、ちいさく手もいいから始めていくことが大事。
自分のお金が危険に晒されると、やっぱり、モチベーションが違うからね。 -
難しかった。また読もうと思う。
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金融商品の違いと考え方がわかりやすく紹介されていて読みやすい。
著者の自慢が多いのは閉口するが、話し言葉ですんなり入る。必要に応じて図表も挿入されており、工夫が凝らされています。 -
実践的な金融知識をざっくりと学べていい。金融系会社の新入社員とか2,3年目とかが読むと為になるかな。
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個人として株投資を検討していて、その流れで読み始めました。
私のような金融素人には内容がだいぶ濃すぎました。ただ、ところどころへーとなるところがあって、読みごたえが非常にありました。
これから金融を職業としてやろうとしている人にはきっとお勧めの一冊だと思います。 -
ついてけないとこもあったけど、それでも最後まで読んじゃう面白さのある本でした。
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前半は外国為替の教科書としては最強!原理から詳しく教えてくれる、為替を扱う者にとってはバイブルですね。ただし、後半の金融の話は気合を入れて読まないと置いていかれます。