おやすみのあお

著者 :
  • 佼成出版社
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本棚登録 : 116
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784333026470

作品紹介・あらすじ

ねえ、ねむりのまえにふれてごらん。夜は、こんなに深い色をたたえているから。さあ、きょうもみちのかなたへでかけよう。

感想・レビュー・書評

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  • >おやすみを重ねるごとに、人は少しずつ成長していく。
    知らなかった道、はじめて聴くうた――。
    新しい出会いを思い返しながら眠りにつく幸せ、そして、「おやすみ」のトンネルを抜けてやってくる新しい日には、きっと、自分の知らないことが待っているという幸せの予感。
    きょうも、あしたも、あさっても。
    ひとりひとりの「おやすみ」を彩るあおの情景を美しく謳い上げた絵本。

    透明感のある深くて優しい青色が静かな夜にぴったり・・・まさにおやすみの青でした。
    おやすみ前は新しい明日に向かうための大切な時間。
    ゆっくり静かに味わって読みたい絵本です。

  • 植田真さんは、白のイメージ。さらに言えば、余白のイメージ。この絵本のベースはあお。文章と絵にはっとさせられたり癒されたり。ますます絵本作家としての植田さんのファンになりました。

  • 大好きな植田真さんの絵本。
    眠るまえ、そっと小さな声で読むのにぴったりだと思う。
    おやすみのあお。
    原画の色を観てみたいなぁ……

  • 図書館の帰り際、表紙に惹かれてパッと手にとり借りてきましたが、とてもとても素敵な絵本でした。ほんのり世界が浮かぶ夜の青。静かに流れるそれぞれの夜が描かれてます。優しくやわらかな青色にポツンと描かれる命あるモノたち。ワンシーンごとにお話がさらに膨らみそう。夜の青の間に突然の色彩が目に飛び込んでくる新鮮さも好き。眠る前に開くと穏やかに一日を終えそうです。

  • 結構好きかもー‼️大人向けかな。

  • 幻想的な青の風景と詩的なフレーズがしんと胸に沈んで余韻に静かに浸れる。
    いつもだいたい寝るスイッチが入る魔法のフレーズ「おやすみ」がくり返されているのに、耳に届いていない感じの息子はふとんにゴロゴロしながら騒がしいままw1歳10ヶ月には早過ぎた模様。
    このせつなく震えるような素敵さを味わえるのは大人の特権か。

  • 青い色で描かれた絵がとても素敵な絵本。

  • その光は朝の光?
    黒ではない、青。


    絵本ですが、物語というよりは、ほとんど詩です。
    一篇の詩。

  • むしろ大人向きかなと思いました。黄色いページが良くて購入しました。

  • ページ全体が青暗いのにキラキラしている。

    眠る怖さを和らげてくれそう。

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著者プロフィール

植田真(うえだ・まこと)
1957年生まれ。鳥取県出身。國學院大學大学院修士(考古学)修了。國學院大學非常勤講師。2021年現在、日本考古学協会理事・日本情報考古学会理事。共著に『考古学ハンドブック』(新書館、2007年)、『総覧縄文土器』(アム・プロモーション、2008年)などがある。

「2021年 『マンガでわかる考古遺跡発掘ワーク・マニュアル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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