- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784333019168
作品紹介・あらすじ
ライオンのとうさんは、子どもたちを引き連れ散歩に出ます。
出会う動物たちは「子守りをして、えらい」と感心します。
ライオンのマイペースな子育てぶりを、大胆なタッチでユーモラスに描く、『ライオンシリーズ』です。
感想・レビュー・書評
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ま ①20231023、②20231101、③20231102
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【なんだかいい感じに肩の力がぬける癒し絵本】
子育てしてると
「大変ね」や「えらいね」「かんしんするわ」など、労いがこもったことばを、わりとよくいただきます。
そのことばを有難く受け取って、
また次の活力に繋げようと思うのと同時に、
ああ、やっぱり子育てって大変なのよねと、
より一層力が入っちゃう(がんばっちゃう)こともあったり…
この絵本読むと、いい感じに力が抜けて、
心にちょっと余裕ができそう(*´꒳`*)
のほほんとマイペースで子育てしてるライオンのお父さん。
一日の終わりにいうことばは
「きょうも よい いちにちであった」
自然体でがんばりすぎない子育てのヒントになるといいですね
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ライオンの とうさんが こどもたちと さんぽに でかけた。
草原を横切り、お気に入りの岩山で昼寝をする。
いつの間にか月がのぼり、ライオンは歌を詠む。
ライオンはおもう。
(きょうも よい いちにちであった)
あべ弘士さんの絵が、なんとも言えずいい。
草原を吹く風を、突き抜ける青い空を感じる。
とても雰囲気のある絵本。
あべ弘士さんって、旭山動物園の飼育係をされていたんですね。知らなかった―。 -
このライオンのお父さんがなかなかの詩人なのですよ。
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子供を連れて散歩、大きい岩へ、俳句考える
俳句をひねるライオン…!
レビュー登録は10月22日になってしまったけれど、実際に読んだのは21日。 -
パパライオンが渋い!!ママライオンがたんたんとやることやってるだけにパパライオンのマイワールド(句を詠む)が笑えるし、ママライオンはきっとはいはいって聞き流しながら過ごすんだろうなぁって。人間の夫婦でありがちな関係です。
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ライオンのおとうさんが、子供たちと散歩に出かけました。
出会う動物たちはみな、おとうさんが子守りをしていることを褒めてくれますが、ライオンにしてみたら、散歩したくてしているだけ。別に普通なのになあーと思っています。
お気に入りの大きな岩山に登ったら、モンキーの叩く太鼓を聞きながら、のんびりお昼寝。
広い平原をながめながら、俳句を読んで、自画自賛。「うん、なかなか」
マイペースなライオンのお父さん子育てを描いた1冊。
元飼育員の作者らしい、生態観察が面白いです。
力強い絵ととぼけたお父さんのセリフの対比が楽しい絵本。 -
2009.6.24