人生を変える読書 無期懲役囚の心を揺さぶった42冊 (廣済堂新書)

著者 :
  • 廣済堂出版
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本棚登録 : 221
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331519776

作品紹介・あらすじ

獄中で数万冊を読破する"本の虫"の著者が、読書を通じて辿り着いた答えは「本で人は変われる」ということ。本書では、生きるために必要な概念や知識が得られる本を、意欲や情熱が呼び覚まされる本を紹介。ビジネスや人間関係を好転させるための読書とは、人生を豊かにするための読書とはどういうものか、本書の持つ熱に触れ、自分だけの珠玉の1冊を、ぜひ見つけてください。

感想・レビュー・書評

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  • これまで何冊か書評本を手にしましたが、迫力のある内容でした。一冊一冊丁寧に且つ沢山の本を読んでいないと書けないと思います

  • 読みたいな、と思える本がたくさんありました。

    【個人的に読みたくなった、紹介されていた本】
    •「コッコロから」
    •「飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ」
    •「日本原爆詩集」
    •「夜と霧」
    •「死への準備日記」
    •「ビジョナリー•ピープル」
    •「悪童日記」
    •「戦艦大和ノ最期」
    •「ショアー」

  • 過激な経歴を持つ著者。
    実際はとても真面目で、度を越していると感じる程。

    目的別に分けられた本は、
    結構重たいテーマのものが多くて、
    タイトル通り
    "人生を変える"本になるかも…と思った。

    普段はあまり読まないような本も載っていたので、
    参考にさせてもらおうと思う。

  • よいブックレビュー、真面目だね

  • 本を読む理由
    私はもちろん殺人を犯したことはありません。刑法犯で逮捕されたこともなければ、刑務所に収監されたり留置所に拘留されたこともありません。私は、私以外の何者かの境遇や信条を容易に推し量ることはできません。

    だから私は本を読みます。
    私以外の、私の経験したことのないことを経験した人の本を。
    そこには私には未知なる視点、未知なる世界観がきっとあります。

    http://naokis.doorblog.jp/archives/what_you_get_thru_reading.html【書評】『人生を変える読書』その1〜読書で得られるもの : なおきのブログ
    http://naokis.doorblog.jp/archives/letters_of_a_businessman_to_his_son.html【書評】『人生を変える読書』より『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』他8冊 : なおきのブログ
    http://naokis.doorblog.jp/archives/mitatsu_influence.html【書評】『人生を変える読書』より『影響力の武器』 : なおきのブログ
    https://shimirubon.jp/reviews/1676601人生を変える読書 無期懲役囚の心を揺さぶった42冊 | レビュー | 無期懲役囚の本棚より読了していた9冊 | シミルボン
    https://shimirubon.jp/columns/1676604無期懲役囚の本棚より読みたい9冊(前編) | コラム | シミルボン

    <目次>
    はじめに
    第1章 「社会性」を身につけるために
    第2章 「心の支柱」を見つけるために
    第3章 「愛」を感じるために
    第4章 「知識」を戦力に変えるために
    第5章 「命」の尊厳を知るために
    第6章 「心」の成長をうながすために
    第7章 子どもに読ませたい本
    あとがき
    獄中読書記録

    2015.10.29 著者のブログより
    2016.11.04 廣済堂新書のサイトを見て 予約
    2016.12.06 読書開始
    2016.12.12 読了

  • 美達氏が本書で紹介している本は、
    本好きなら、「ポイント押さえているな」という感じです。
    本好きじゃない人にも、
    本を手に取り続けるキッカケになるチョイスだと思います。
    無期懲役囚で、殺人を犯して服役している、
    (不謹慎な言い方ですが)滅多にいない読書家です。

    読書家には、いろんなタイプがいますが、
    美達さんは、天才型で、片っ端から本を読んでいって、
    吸収するタイプだと思います。

    読書する効用というのは、さまざまあると思いますが、
    人生を好転させる手段と考える人もいますし、単なる暇つぶしだという人もいます。
    強制的な読書というは、長くは続きません。
    美達氏も、この著作で、強制的に読書を勧めたりはしていません。
    美達氏は、生まれつき人に与える影響が強い才能を持っている人だと思います。

    その才能を、これから、良い方面に使ってもらうことを願うばかりです。
    なぜなら、多くの人が、与えられた稀有な才能を、
    自身のために使い、崩壊しているからです。
    それは、美達氏の以前の行いがそうでした。

    読書も使い方次第では、良くも悪くもなることを、
    知っているのは、とても重要だと思います。
    決して、読まれる読書になっていけません、
    主体的な読む読書を実践するのがベストです。

  • S019.9-ドウ-060 300452026

  • 社会性を身につけるために。心の支柱を見つけるために。愛を感じるために。知識を戦力に変えるために。命の尊厳を知るために。心の成長を促すために。子どもに読ませたい本。

    読破した数万冊の中から選んだだけあります。本ってやっぱりすごいです。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:019.9||M
    資料ID:95160020

    1冊の本と出会うことで、気力・勇気・知恵を得て、自分を肯定できる、あるいは再発見できる書が、また精神のあり方や生き方に変化が起こるような、刺激を与えてくれる本が紹介されています。
    (生化学研究室 大塚正人先生推薦)

  • 影響力の武器 第3版

    ワーク・シフト

    プロフェッショナルの条件

    EQ

    葉隠

    夜と霧

    ハーバードの人生を変える授業

    哲学者とオオカミ

    春琴抄

    コッコロから

    飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ

    銃・病原菌・鉄

    法律を読むセンスの磨き方・伸ばし方

    交渉力 最強のバイブル

    SHOAH

    日本原爆詩集

    媚びない人生

    自省録

    ビジョナリー・ピープル

    悪童日記

    うまくいっている人の考え方 完全版

    夏の庭

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著者プロフィール

美達大和
1959年生まれ。無期懲役囚。現在、刑期10年以上かつ犯罪傾向の進んだ者のみが収容される「LB級刑務所」で仮釈放を放棄して服役中。罪状は2件の殺人。ノンフィクションの著書に『刑務所で死ぬということ』(小社刊)のほか、『人を殺すとはどういうことか』(新潮文庫)、『死刑絶対肯定論』(新潮新書)、『ドキュメント長期刑務所』(河出書房新社)、『私はなぜ刑務所を出ないのか』(扶桑社)、小説に『夢の国』(朝日新聞出版)、『塀の中の運動会』(バジリコ)がある。また「無期懲役囚、美達大和のブックレビュー」をブログにて連載中。http://blog.livedoor.jp/mitatsuyamato/

「2022年 『獄中の思索者 殺人犯が罪に向き合うとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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