はげまして、はげまされて~93歳正造じいちゃん56年間のまんが絵日記~

著者 :
  • 廣済堂出版
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感想 : 89
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784331515815

感想・レビュー・書評

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  • 息子さんが生まれ、ことのほかヤンチャだったからそれを記しておき
    「お前が子供のころはこんなに手がかかった」といつか言うかもしれない、ということをきっかけにして始めた、56年にも及ぶ絵日記!
    糸井重里さん主催のサイト「ほぼ日」でコンテンツで知った、はげはげ日記(笑)
    私もイラストを描くのは好きだから(時々ではあるけれど)描いている。
    けれど、毎日描くってどんなだろう?
    そういう興味から、図書館で借りてきた。
    「誰に見せるわけでもなく描いてきたから」
    正造おじいちゃんはそう言っていたけれど、
    家族のことやその時のシチュエーション、風景などが生き生きと描かれているのが印象的。
    些細な出来事の積み重ねが毎日に繋がって、
    一日一日を大事にしているんだなぁ、というのが伝わってくる。
    味があって、ちょっとユーモラスですごくいい。
    私も描けたらいいなぁ、と今日の出来事を振り返ってみる。

    ……ごろっと寝そべって本を読み、気づくと時折、寝てただけ?
    (最近疲れてたから休息も必要なのはわかるけど!)
    うわぁ、絵を描けるほどの一日じゃない~(;△;)←いきなり挫折

    • まろんさん
      永遠ニ馨ルさんの描くイラスト!
      見たくてたまりません♪
      たとえ、寝そべって本を読んでいる姿であろうと。。。
      すっかり本に関係のないコメントに...
      永遠ニ馨ルさんの描くイラスト!
      見たくてたまりません♪
      たとえ、寝そべって本を読んでいる姿であろうと。。。
      すっかり本に関係のないコメントになっちゃって、ごめんなさい<(_ _)>
      2012/10/09
    • 永遠ニ馨ルさん
      ……それはナイショの姿なのです(*◕ω◕)うふふ

      見たくてたまらない、なんていわれてしまいましたから描いてみましたが、本当に読書→ゴロゴロ...
      ……それはナイショの姿なのです(*◕ω◕)うふふ

      見たくてたまらない、なんていわれてしまいましたから描いてみましたが、本当に読書→ゴロゴロ→読書の繰り返し。。。
      アイコンの子が自画像ですが、なぜ頭に葉っぱがついてるのか、とか気にしてはいけません。
      (いつか気が向いたら、アイコンがその絵に変わるかもしれないです)
      私もすっかり本に関係ないコメントをしてしまいましたね(笑)
      2012/10/12
    • まろんさん
      おお!
      アイコンのイラストって、永遠ニ馨ルさんの自筆イラストだったんですか?!
      すごくイメージに合っているから、もしかしたら、とは思っていた...
      おお!
      アイコンのイラストって、永遠ニ馨ルさんの自筆イラストだったんですか?!
      すごくイメージに合っているから、もしかしたら、とは思っていたのですが
      あまりに完成度が高いので、どこかの本から引っ張ってきたのかなぁ、とも思ったりして。。。
      いいなあ!こんな素敵なイラストが自在に描けるなんて♪
      ちなみに、自画像なのだとわかって、またじっくり拝見すると
      頭の葉っぱが、まさに永遠ニ馨ルさんらしくて素敵です(*'-')フフ♪
      2012/10/13
  • 当たり前の生活、家族が、
    愛おしく切なく、笑える。

  • 本屋にどーんと積まれているのを二箇所で目撃し、結局、昔から延々とつづいている新聞に乗ってる漫画絵か、もしくは……タイトルはいわないけど、まぁそういう漫画を彷彿させる絵にまけて買ってしまった。

    中身は相当編集が意図して選んだものだとは思うのだが、個人的にはそうか、90のお爺さんが若かりし頃でも「漫画家を志したけど食えねぇなと思ってやめた」という構造が存在したのか……というのを実感しただけでも充分おもしろかったし、収穫だった。
    あと亡くなった奥様と夢で再会して、久々だしごにょごにょ、という行で、お爺さんいつまでたっても元気すぎるよ発想が!と思いました。
    ほか経歴よんだりもして、ツッコミたい所はなきにしもあらずですが、長生きした方がそれを生の記録に残す、というのはそれだけで後世に意義をもつことだとおもいます。とくに筆者の竹浪さんの場合、ある程度地域に密着していそうなので、今回ここにのらなかった範囲のことで記録として意味がありそうです。

    読了日:2011年12月のいつか

  • 93歳の正造じいちゃんのまんが絵日記。
    笑いあり涙ありで、中でも奥さんへの愛にジーンときました。
    人生ってドラマですね。
    田舎の祖父母に会いに行きたくなりました。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「まんが絵日記」
      へぇ~此の爺ちゃんがマンガを描いたのですか?
      タイトルの「はげまして、はげまされて」が素敵。
      「まんが絵日記」
      へぇ~此の爺ちゃんがマンガを描いたのですか?
      タイトルの「はげまして、はげまされて」が素敵。
      2012/11/08
  • 長男の結婚式に見知らぬ三十歳位のオバサンが変に馴れ馴れしげに…?と思ったらなんと長女の聖子だった(胎児で朝鮮半島を縦断)。毎日描くだけに素人なりに手慣れて独自の味わいがある。「孫はこんなに雰囲気を明るくしてくれる」「大人五人がちやほやする」。その腕白ぶりを記録しようと始めた絵日記が彼も父になり(間違えて書かれたのがきっかけで正浩)皆既日食に「25年後は見られまい」と書いたが再見できた(曇りだったが)独り身になってスナック通いもするが亡妻以外の女性は夢に出てこないという。震災が改めて感じさせた家族のいる幸福

  • テレビで紹介され2012年に購入して以来積読のままだったものをやっと読了。

    昭和30〜40年代にこんなに家族想いのお父さんで、割と裕福なご家庭で、正造さんのお子さん達が羨ましい。
    正造さんは現在ご存命だろうかと調べてみたら、ほんの数年前に99歳でお亡くなりになっていた。

    本文で一番ショックだったのは、ページをめくったら突然に長女の聖子さんまでもが62歳で亡くなってしまったところ。

    失礼ながらご本人の字は判読が難しいので、ちゃんと活字化されているその部分だけを読んだ。

  • 邨オ縺御ク?逶ョ縺ァ豌励↓蜈・縺」縺ヲ雉シ蜈・縲よュ」騾?縺倥>縺。繧?s縺ッ逾匁ッ阪→荳?縺、驕輔>縲∽ク我ココ縺ョ蟄蝉セ帙?豈阪?蜈?シ溘→蜷後§讒区?縲∝ュォ縺ョ譛臥エ?縺輔s縺悟酔縺?ケエ縺ァ隱慕函譛医b荳?譛磯&縺?→縲√→縺ヲ繧りヲェ霑第─縲り?蛻??蟆上&縺????逾也宛豈阪→縺ョ縺薙→縺?m縺?m諤昴>蜃コ縺励◆縲ょ・・縺輔s縺御コ。縺上↑縺」縺ヲ縲∬ヲ九◆螟「繧堤オオ譌・險倥↓縺輔l縺ヲ縺?k縺ゅ◆繧翫?蜿キ豕」縲らエ?譎エ繧峨@縺?イエ驥阪↑險倬鹸縺?縺ィ諤昴≧縲ら樟蝨ィ93豁ウ縲√∪縺?縺雁?豌励→縺ョ縺薙→縺ァ螫峨@縺??

  • 熟読したわけではないが絵に風情があり長年の歴史を感じる。

  • なんとなくで読み始めた本。読んでいてほっこりする内容の絵日記だった。

  •  著者の竹浪正造さんがずっと書き続けてきた絵日記。
     書かれた時代によって、内容もそうだけれど、みんなの服装とか、周りの雰囲気とか、そのときのことが分かって楽しい。
     単にこうした絵とか文章を真似て書くことは出来るけれど、やっぱり絵日記、そのとき感じたことが素直に書かれていて、その込められた気持ちは真似できないと思う。
     楽しい思い出ばかりでなく、結構激動の生涯でびっくりした。

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著者プロフィール

大正7年、青森県北津軽郡鶴田町生まれ。満州鉄道などに勤務後、鶴田町議会議員や町内会長などを務める。平成元年、ツル多はげます会を創設。著書に昭和の暮らし絵日記『はげましてはげまされて』などがある。

「2016年 『ハゲ川柳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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