- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784331514719
作品紹介・あらすじ
日本全国で本当にあった泣ける青春物語21。高校野球の雑誌記者や編集者が、取材で集めた、実話が満載。
感想・レビュー・書評
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何かに夢中になって努力すること。一生懸命になって自分ができることに全力で取り組むこと。
「高校野球」には人を惹き付ける魔力がある。
栄光の影にたくさんの隠れた人間ドラマがいくつもある。そんなドラマの上に成り立っているのが
「甲子園」
人を惹き付けないわけがないですね。
甲子園を目指していたことがある私には涙なくして読むことが出来ない本でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
電車で読んでいて涙。この本の登場人物には、名前がない。だからこそ、すぐ近くにいそうな、誰にでも当てはまりそうな身近な話になっているのだと思う。甲子園とはある意味、成功の象徴。人生と重ね合わせたら、世間でいわれる成功だけが人生じゃない、というメッセージにもなるのではないか。
それぞれの成功であり、幸せの形がある。それぞれの野球がある。
今の時代、上昇思考に疲れている多くの人を救う一冊。 -
「甲子園だけが高校野球ではない」ということを痛感した。この本のおかげで高校野球を見る目が変わった。きっと高校球児たちは高校野球から野球以外のことをたくさん学んでいるのだろう。
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思ったほど・・・。
泣けなかった!
うっ。
エピソードはそれぞれで。
監修の岩崎さんが。
それぞれに。
びしっとした方向性。
選んだ言葉で。
たんたんと・・・1ページ!
納得させてくれる。
気がつくのは。
とっても大事。
ひとつ。心に残ったの。
『誰のためにスポーツをするのか?』
「国のため」×
「選手個人のため」×
「誰かのため」にと思うことで、初めて力を出すことができる。
→「だいじな人のために」
と、まとめている。
そして!『真摯』
と、いう word について向き合うことになります。 -
素直によめば、涙なくして読めない高校野球独特の汗、涙の物語。
だけど、現役に関わっている立場からなのか、綺麗事言ってんじゃねーよ、甲子園に行ってナンボだろ!
という微妙な感情もあり。
みんな頑張ってるのは知ってるんですよ。だからこそ、成功して欲しいと思ってしまうからσ(^_^;)
まぁ、号泣したんだけどね。笑
よし、頑張ろう、って気持ちにさせてくれる本だと思う。 -
色々な高校球児の話が読めて面白かった
読み終わってスペシャルサンクス欄を見るとアンジャッシュ渡部の名前がありどれだったのか気になった -
当時はこの本を読んだところで甲子園が全てだと思ってた、より強く思ってた
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ノンフィクションで書かれた感動作品です。
リアルな内容で、部活に打ち込んできた私からすると、とても心動かされる内容でした。
各章が短くまとめられており、読みやすかったです。 -
「スポーツをする意味は究極的にはない。それに意味がある」そう著者は言っているが、その通りだと思う。甲子園という舞台は様々な人を動かす力があり、皆それぞれが想いを持ってプレーをし、プレーを支え、見守っている。高校野球を勝って終われるのは僅か1校のみ。ほとんどが負けて終わる。それは残酷という言い方もできるが、負けることがその人の人生の糧にもなる。高校野球がその人の人生の通過点でもあり、情熱を捧げられる今でもある。だから観る人は感動できる。今年の熱い夏が始まる。
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甲子園に立てなくてもドラマがある。
一生懸命に野球に打ち込んだ人、それを支えている人の21のエピソードが綴られた作品。
野球を通じて、人と出会い、成長し、感謝する。その一つ一つのエピソードにホロリとさせられる。
何かに懸命に打ち込み、涙を流した先に見える光景がある。努力は裏切らない。
そんな気持ちに溢れている作品。