ヒエロニムス・ボス: 奇想と驚異の図像学

著者 :
  • 勁草書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (568ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326800612

作品紹介・あらすじ

ヨーロッパが中世からルネサンスに移行する時期にあって、変貌する世界観を丸ごと視覚化した画家、ヒエロニムス・ボスの図像研究。

ネーデルラントの画家、ヒエロニムス・ボス。その作品に盛り込まれた謎に満ちた造形を、従来の説をふまえつつ図像学の立場から独自の解読を試み、中でも隠し込まれた幾何学的思考について、文字と数字のシンボリズムとして解明してゆく。豊富な図版とあわせ、美術史・図像学・ルネサンス史研究において資料的価値高い一書である。

感想・レビュー・書評

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  • 著者:神原 正明 (1952-)
    価格:9,500円+税
    出版年月日:2019/11/15
    ISBN:9784326800612
    版型:A5 576ページ

    ネーデルラントの画家、ヒエロニムス・ボス。その作品に盛り込まれた謎に満ちた造形を、従来の説をふまえつつ図像学の立場から独自の解読を試み、中でも隠し込まれた幾何学的思考について、文字と数字のシンボリズムとして解明してゆく。豊富な図版とあわせ、美術史・図像学・ルネサンス史研究において資料的価値高い一書である。
    http://www.keisoshobo.co.jp/smp/book/b486669.html

    【目次】
    はじめに

    第Ⅰ部 ある世俗祭壇画のミステリー
    第1章 愚者の船
    第2章 放浪者
    第3章 死と守銭奴

    第Ⅱ部 『快楽の園』のファンタジー
    第4章 フクロウ
    第5章 木男(トゥリーマン)
    第6章 Y字のシンボリズム
    第7章 数字のシンボリズム
    第8章 モリスダンス
    第9章 ワイルドマン

    第Ⅲ部 病いのリアリティー
    第10章 一角獣伝説
    第11章 「疫病」のシンボリズム
    第12章 愚者の治療
    第13章 奇形の図像学

    むすび
    あとがき
    図版出典一覧
    主要参考文献
    人名・地名索引
    事項索引

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著者プロフィール

神原 正明(かんばら まさあき) 
1952年大阪に生まれる. 神戸大学大学院文学研究科修了. 西洋美術史・図像学専攻. 現在:倉敷芸術科学大学芸術学部教授. 著書:『ヒエロニムス・ボスの図像学』(人文書院), 『天国と地獄』(講談社), 『ボスの「快楽の園」を読む』(第13倫雅賞・河出書房新社), 『快読・西洋の美術―視覚とその時代』『快読・日本の美術―美意識のルーツを探る』『快読・現代の美術―絵画から都市へ』(すべて勁草書房). 共著:『芸術学フォーラム・西洋の美術』(勁草書房), 『名画への旅・北方ルネサンス』(講談社), 『世界美術大全集・北方ルネサンス』(小学館)ほか.

「2019年 『ヒエロニムス・ボス 奇想と驚異の図像学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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