フランシス・クリック: 遺伝暗号を発見した男

  • 勁草書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326750559

作品紹介・あらすじ

ワトソンとクリック。ともにノーベル賞に輝き、いつも二人一緒に並べられる。何かと話題の「正直ジム」に比べて、やや印象薄いフランシス。だが彼も「決して大人しくはしていない」。名うてのサイエンスライター、マット・リドレーが描くクリックは、ガリレオ、ダーウィン、アインシュタインにひけをとらない科学の巨人そのものだった。

感想・レビュー・書評

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  • マット・リドレー「フランシス・クリック」読了。DNA二重螺旋の構造を解明した物理屋出身のクリック。これまで大声の理論派という漠然とした人物像だったが、虚栄心なく努力を重ねる求道者だった事が、リドレーの軽妙なストーリー展開の助けもありよく判った。その生き様に強烈な感銘を受けた。

  • 請求記号 289/C 92

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著者プロフィール

世界的に著名な科学・経済啓蒙家。英国貴族院議員(子爵)。元ノーザンロック銀行チェアマン。
事実と論理にもとづいてポジティブな未来を構想する「合理的楽観主義(Rational Optimism)」を提唱し、ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)、マーク・ザッカーバーグ(フェイスブック創業者)らビジネスリーダーの世界観に影響を与えたビジョナリーとして知られる。合理的楽観主義をはじめて提示した著書『繁栄:明日を切り拓くための人類10万年史』(早川書房)はゲイツ、ザッカーバーグが推薦図書にあげている。グーグルには3度招かれ講演を行なった。
1958年、英国ノーザンバーランド生まれ。オックスフォード大学で動物学の博士号を取得。「エコノミスト」誌の科学記者を経て、英国国際生命センター所長、コールド・スプリング・ハーバー研究所客員教授を歴任。オックスフォード大学モードリン・カレッジ名誉フェロー。
他の著作に『やわらかな遺伝子』『赤の女王』『進化は万能である』などがあり、著作は31カ国語に翻訳。最新刊である本書『人類とイノベーション』は発売直後から米英でベストセラーを記録している。

「2021年 『人類とイノベーション:世界は「自由」と「失敗」で進化する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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