Ctrl+Z 忘れられる権利

  • 勁草書房
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本棚登録 : 76
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784326451234

作品紹介・あらすじ

学際的な視点と豊富な事例をとおして、言論の自由・プライバシー・尊厳の問題を提起する「忘れられる権利」を詳細に論ずる学術書。

新たな基本的人権としての地位を固めつつある一方で、表現の自由等の重要な権利と衝突することから、論争を呼んでいる「忘れられる権利」。本書は、各国の法律、文化、技術等複数の視点から、既存の議論がこの権利を受け入れるか否か両極端にふれていることを批判し、大げさな表現を避けて「神話」を払拭、ありうる選択肢を提供する。

感想・レビュー・書評

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  • 内容はとてもよかったが翻訳がひどい

  • 第1章 忘れることが容易になったEU
    第2章 忘れることが不可能になったアメリカ
    第3章 プライバシーの革新
    第4章 デジタル情報スチュワードシップ
    第5章 法文化におけるCtrl+Z
    第6章 国際コミュニティにおけるCtrl+Z

  • 「デジタル社会で浮上してきた『忘れられる権利』という新しい概念を知るための入門書」という書評を読んで手に取ったが、難しすぎてさっぱり理解できなかった。監訳者が「解説」で「決して平易ではない原著」と紹介しているので、もともと難解な本なのかもしれないが、翻訳にも問題があると思う。「システムが、いつ個々人が極度の恥とオンライン情報による害を感じ、それが適切に削除されるか非インデックス化されるように設計されうるまで、人間の赦しの繊細な性質と検閲のためのその示唆は、非自動的な応答を必要とする。」(86ページ)といった文が次から次へと出てきて、それはもう難儀だった。2021年3月28日付け読売新聞書評欄。

  • ふむ

  • 【書誌情報】
    原題:CTRL+Z
    著者:Meg Leta Jones
    監訳:石井 夏生利
    訳者:加藤 尚徳
    訳者:高崎 晴夫
    訳者:藤井 秀之
    訳者:村上 陽亮
    ジャンル:法律
    出版年月:2021年1月
    ISBN:978-4-326-45123-4
    判型:4-6
    ページ数:288
    定価:3,850円(税込)
    https://www.keisoshobo.co.jp/book/?book_no=555643

    【目次】
    謝辞

    序章
    第一章 忘れることが容易になったEU
    第二章 忘れることが不可能になったアメリカ
    第三章 プライバシーの革新
    第四章 デジタル情報スチュワードシップ
    第五章 法文化におけるCtrl+Z
    第六章 国際コミュニティにおけるCtrl+Z

    解説
    原注
    文献
    索引
    著者・訳者紹介

  • 東2法経図・6F開架:316.1A/J72c//K

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著者プロフィール

メグ・レタ・ジョーンズ(Meg Leta Jones) 
現在、ジョージタウン大学コミュニケーション・文化技術学部の准教授で、デジタル情報とコンピューティング技術におけるプライバシーやイノベーション等に焦点を当て、規制と技術変化に関する研究を行うとともに、情報通信技術関連比較法、機密情報データ研究並びに新興技術のガバナンスや技術法制史を網羅している。『Ctrl+Z 忘れられる権利』は同氏の最初の出版本である。

「2021年 『Ctrl+Z 忘れられる権利』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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