- Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
- / ISBN・EAN: 9784323059013
作品紹介・あらすじ
銭天堂で大人気の作家、廣嶋玲子先生の新シリーズ。子どもが抱える悩みやトラブルを解決する旅を提供する「トラブル旅行社」から、子どもたちの冒険旅行が始まる。今回の旅先は、砂漠の世界。家族みんなで飲むはずだった高級フルーツジュースをうっかり飲み干してしまった小学4年生の大悟が、同じジュースをつくりだすために、フルーツ探しの旅に出かける。
感想・レビュー・書評
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トラブル解決のためのツアーを組んでくれる"トラブル旅行社(トラベル)"
思わぬ旅に放り込まれた男の子が、くじけそうになりながらも自分の得意なことを思い出して、道を開いていこうする姿は、とても気持ちがいい。正しい冒険小説といったところ。
シリーズ化されそうな気がするので、自作にも期待☆詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子供たちの推薦図書で読む。
冒険物ですらっと、読みやすいです。 -
さすが、廣嶋玲子さんですね。読みやすく、面白かったです。コマツシンヤさんの絵もステキ。場面がよくわかりました。
こんな冒険、私もしてみたいなぁ。 -
全ルビつき
小4、9歳4ヶ月が繰り返し読む。
年長6歳1ヶ月が楽しく読めた。
年長さんには知らない言葉が沢山出てくるので読み飛ばしが沢山あっただろうが、楽しめた様子。
銭天堂は怖くて読めないそうだが、こちらはワクワクして楽しいからと、気に入ったページを繰り返して読む。
同じ作者であっても受ける印象が全く違うようです。続編希望! -
中学年向け 異界の旅から帰還できるのか!?
家族で飲むはずだったジュースを飲んでしまったダイゴは同じジュースを手に入れるため、トラブルトラベルに参加することになったけど……。
ドキドキハラハラの場面あり。挿絵も可愛く、明るくポップで読みやすい。 -
図書館本。2021年読売子ども新聞イチオシ100冊から。長女の「面白い」が出た本。それもそのはず、銭天堂の廣嶋玲子さんの本でした。家族のジュースを一人で飲み干してしまった罪悪感から不思議な旅に出ます。
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廣嶋玲子さん、人気があるわけだ。とても面白く読みました。話の展開が早く、するする物語が進む。丁寧に描き込まれたイラストがこれまた物語世界へ引きずり込む。旅行社のオーナーで、文章に「フクロウにそっくり」と書かれたおじいさんのイラストなんか、一目で「あ、ホントだ!」と納得する出来栄え。そして細かい所まで実によく考えられていてアレ???と読者をもたつかせるところがない。「蜜サボテン」のジャムを壺一杯作った、というなんでもない文章が、あとで、求めるフルーツ、アリババパパイア獲得の伏線になっている。あー、なあるほど、というわけである。ラストの急展開ぶりも見事。現代の「少年アラビアンナイト」のようで快適に読了しました。
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児童書の中の料理の描写って、とても子どもの心に残る物なので、その料理が美味しそうだし、どんなものか知りたくなる書き方がとてもいいなと思いました。シリーズとしてもっと読んでみたいです。
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低中学年の子に良い!