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- Amazon.co.jp ・本 (93ページ)
- / ISBN・EAN: 9784323050072
感想・レビュー・書評
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10代の内に読めてよかったです。名作ですね。綺麗な言葉とストーリーで、心が浄化された気がします。今年の春にミャンマーに行ったばかりなので、場所もなんとなくイメージしやすかったのですがエピローグあたりを見て竹山さんは渡航経験なしでここまで詳細に執筆されたと知り、本当に驚きました。また数年後に読みます。
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ビルマの僧侶は楽器を弾かない──。
そんな理由から少年少女向け文学の域に留まっているが、久々に読んで、やっぱり名作だと思う。戦争はやってはいけない、前線で戦う兵士には戦う意志はない、結局のところ平和を求めている。そして先進的な暮らしが正しいのかどうかを問いかけてくる。
今、隣国との領土問題や福島原発の現状に心が痛む。
この時期に再読できたことに感謝。 -
「おーい水島、一緒に、日本へ帰ろう!」
正直この一言だけで泣ける!いや、「埴生の宿」の伴奏だけで泣ける!『ビルマの竪琴』はそれだけの泣きの名作であります。物語の構成と言い、第3章の水島上等兵による長い長い手紙と言い、淡々とした展開が与える重みと感動は他の小説の追随を許しません。
そして巻末の「ビルマの竪琴ができるまで」の中に見られる著者竹山氏の謙虚な姿勢に、また心打たれます。
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