はしれおてつだいねこ

著者 :
  • 金の星社
4.23
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本棚登録 : 168
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (78ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784323040523

作品紹介・あらすじ

りえちゃんがわすれたハンカチをとどけに、しましまねこは、大あわてで学校にいきます。でも、とちゅうで、給食の魚のフライをごちそうになったり、いねむりしちゃったり。いつになったら、りえちゃんにあえるの。小学校2・3年生から。

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズ、はじめて読んだので、ねこがなぜお手伝いになったかはわからないのだが、大人の目で読むと、普通の家庭で飼われている猫の主観(と言いながら実は飼い主=作者の主観)で書かれているように思われる。
    猫は家族が何かしていると参加する。それは遊んでいるようでもあり、邪魔しているようでもある。猫をかわいいと思っていなければ、ただ迷惑なのだが、かわいいと思っているので、「猫なりに参加してるんだな、手伝っているんだな」と考える。それを上手いこと物語にしている。
    子どもは「お手伝いしようと頑張るけれど上手く手できない」猫に自己投影して応援しながら読めるし、大人は大人目線で「猫はこんな風に考えてるかもな」と楽しめる。
    猫が学校の給食室で手伝おうとして、あまりに広くて、調理器具も大きくて自分には無理だと感じるところは、大人が使うために作られたキッチンで戸惑う子どもと同じで、そういうところも、さすが竹下さんだな、と感じた。
    どんなに失敗しても、頑張ったことは認められ、家族からあたたかく迎えられて、安心して読み終われる。

  • 小1夏
    漢数字のみふりがな無し。まぁまぁと言ってた

  • ねこさんのかわいさにブレがなくて最高…( ´∀`)
    「ここはいいからあっちへ行ってなさい」って大人から子供によく言うフレーズだと思うんですが、あんまり良くないよなぁと思いました。その子に出来そうなことを探して「こっちをやってね」って言うのがいいとは思うけど、忙しかったら自分も「ここはいいよ」ってたぶん言うな…

  • りえちゃんがわすれたハンカチをとどけに、しましまねこは、大あわてで学校にいきます。でも、とちゅうで、給食の魚のフライをごちそうになったり、いねむりしちゃったり。いつになったら、りえちゃんにあえるの。小学校2・3年生から。

  • しっぱいばかりのおてつだいねこかわいい。

  • 竹下文子・作&鈴木まもる・絵、おてつだいねこシリーズ「はしれおてつだいねこ」、2002.8発行です。しましまねこの健気なお手伝い、とても可愛いです。猫好きさんにはたまらないシリーズだと思います(^-^)

  • ねこが学校へいっているからびっくりした。

  • 小学1年生の姪っ子が読んでいたので借りて読んでみた。

    一生懸命のねこがかわいい☆

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著者プロフィール

1957年、福岡県に生まれる。東京学芸大学在学中に童話集『星とトランペット』でデビュー。「黒ねこサンゴロウ」シリーズで路傍の石幼少年文学賞を、『ひらけ! なんきんまめ』で産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。『なまえのないねこ』で講談社絵本賞など6つの賞を受賞。主な作品に「のりものえほん」シリーズ、『まじょのむすめワンナ・ビー』『トリケラトプスのなんでもないいちにち』『しゃっくりくーちゃん』『ねえだっこして』『にげろ! どろねこちゃん』『なんでもモッテルさん』などがある。静岡県在住。

「2022年 『三日月島のテール 行くぜっ! 海の宅配便(全5巻)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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