- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784323013701
作品紹介・あらすじ
ぼうやがうれしいと、かあさんはいつもうれしいの。こぎつねをなくしたかあさんぎつねがひそかに思いをよせたのは、かわいらしい人間の男の子でした…わが子を思う母親の心情をつぶさに描いた心にしみる"愛の絵本"。
感想・レビュー・書評
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絵本にしてはかなり切ない。
子どもを亡くした母の気持ちは人も動物も変わらないってことよね。
電話ボックスが最後に振り絞ってくれた力にもまた泣けた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子を想う母親の気持ちのあたたかさが伝わる絵本、絵も文章も美しい。心情表現が子供にとって難しいようなところもあるけれど、ストーリーを理解してくれると良いなと思う。
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最愛の我が子を亡くしたお母さんきつねが、悲しみも思い出も胸の中にきちんとしまって、生きていこうとする姿に涙。
そんなお母さんきつねの心を暖めようとして、取り壊される予定の電話ボックスが最後の力を振り絞って灯りを灯すシーンに胸を打たれました。
親子愛が話題になる作品ですが、個人的には電話ボックスの最後の役目の終え方がとても印象的です。
間違いなく名作と言っていい作品だと思います。 -
何気なく手に取って読んだら、途中から涙がでてしまって困りました。
子供向けというよりは、母親向けの本だと思います。
子ギツネを亡くした母キツネ。わが子に重ねる人間の男の子。
今はほとんどみかけない「電話ボックス」の存在が、さみしさをより一層と深くさせているように思えてなりません。この作品が書かれた1996年は、携帯電話を持つ人が爆発的に増えてきた丁度最初辺りですね。 -
こどもをなくしたかあさんぎつねは、ぽつんとした電話ボックスのあかりを見つけ、近づいた。そこでは、男の子がおかあさんに電話をかけていて…。
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感動した。
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おかあさんの気持ちをこどもが読み取れてるといいな、いいお話しでした。
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けっこういいお話でした。
最後のあかりがすてきでした。 -
腹に読み聞かせてたのに泣くっていう。読み聞かせられない(笑)
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絵もストーリーも最後までふんわり。始めは、きつねの子が男の子に化けてるのかな?と勘ぐってしまいましたが、まさかまさか、母の愛はあんな化け方もしちゃうの?!と感動を超えてびっくりでした。