数値計算の常識

  • 共立出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784320013438

感想・レビュー・書評

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  • ある先生のお勧めで購入した一冊。普段から数値計算をバシバシ使うわけじゃあないから理解しきれていないかもしれないけど、一般的な専門書と違って"コツ"みたいなところが多く面白く読めた。個人的には数値計算の刻みの考え方や計算回数とプログラム中の非数値計算の手間のあたりがなるほどなあと思った。数値計算を実用的に使うようになったらまた見返したい。

  • 無次元化の手法を求めて図書館でレンタル

    ルンゲクッタ法などの解析解を求める際の注意点が記載

  • 腐らない知識を与えてくれる本。ここに載っている常識を知らないことは何も知らないのと同じなので、一度は目を通すべき。

  • 【入手前のコメント】2012/9/15
    数値計算の常識とは?数学の中でも一体どんな分野の本なんだろう?難易度は?コンピュータでの計算で生じる桁落ち等もカバーしている?どんな本かよくわからないけど読んでみたいので、図書館に取り寄せ注文予定。

  • 2625円購入2011-03-07

  • コンピューターでの数値計算法とその注意点に関してまとめてある本です。
    シミュレーションの授業などで、数値計算に興味を持った人は読んでみると良いでしょう。
    数値計算の理論寄りの本として「数値解析入門」も選書しました。
    (マテリアル工学科)

    配架場所:工4号館図書室,工1号館図書室A,工2号館図書室,工3号館図書室,工6号館図書室,工7号館図書室,工14号館図書室
    請求記号:11a:I:01.00 ,418:I63 ,719:210 ,15:I:14 ,15:I:15 ,81:I:69 ,51:I

    ◆東京大学附属図書館の所蔵情報はこちら
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2000123167&opkey=B151018766514243&start=1&totalnum=1&listnum=0&place=&list_disp=20&list_sort=6&cmode=0&chk_st=0&check=0

    ◆参考文献
    「数値解析入門」 (大学数学の入門‎ ; 9‎)
    齊藤宣一著‎‎‎. ‎東京大学出版会‎, ‎2012.10‎.
    配架場所:工4号館図書室
    請求記号:11a:S:01.00

  • 請求記号 418.1/I 63

  • 数値計算に悩む子羊たちに救いの手を差し伸べるバイブルのようなコラム集.1985年に刊行されたにも関わらず,未だに重刷され続けている(2011年4月で初版第29刷!).各章がだいたい6ページ程度なので,気になったテーマからさくさくと読むことができる.桁落ちや丸め誤差から近似や収束まで,コンピュータを使った数値計算で注意しなければならない基本はだいたい押さえているんじゃないかと思う.実際,逆行列の罠や初期値問題,刻み幅の選択,中間変数の利用といったコラムは実務にも役に立っている.

  • 「刻みは細かければ良いというものではない」という文言に感銘しました。

    自分で作成した数値計算プログラムの検証をするために、プログラムを作った精度と倍の精度で計算しようと思ったら、
    実行させてみると、何日たっても終わらず、1週間後に途中経過の出力を見て、見積りを計算したら、3年かかることがわかりました。
    最初は、1日で終わらなかったので、途中経過を出力させるようにしたのですが、途中経過を出力させると、さらに遅くなっていることも確認できました。

    理論と実践のバランスが大事であることと、計算時間の見積りという実践のための理論というものもあるということがわかりました。

  • 数値解析の精神がよくわかる良書.
    数値解析や数値計算を研究する者の必読本だと思います.
    一度,数値解析の書籍を読んだ人向け.数値計算の際に陥りやすい落とし穴について例を挙げ解説している.

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著者プロフィール

元東大

「1996年 『偏微分方程式』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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