本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784316800257
感想・レビュー・書評
-
新潮文庫の詩集を所有していたにも拘らず、借りてきた一冊。でもこっちの方が読みやすい。字の大きさや注釈の入り方が良いのかも。春と修羅1~3を中心に、補遺詩篇・口詩詩稿・歌曲等が少々。妹の別れから探しに行く作品が、やっぱり胸を打ちました。根底にある強い宗教心から、随分と自分に厳しい人なんだなぁと感じることも。もっと長生きして、作品を読みたかったと思う反面、昏い時代に入ったので見られなくて良かったのかもと思うところも。あまりも繊細で清すぎる気がしました。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
宇多田ヒカルが日記で薦めていた詩集。
鉱物と色を表す言葉が独特の質感をもたらし美しさを感じる。
仏教用語もよく出てくるのも特徴である。
詩は言葉の意味よりも言葉の連なりから感じる質感が重要なように感じる。
音楽が歌詞の意味よりも音の響きが重要で、英語の歌詞の意味を知らなくても洋楽を楽しめるように。
全2件中 1 - 2件を表示