- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784315525014
作品紹介・あらすじ
宇宙は気が遠くなるほど広大で,謎と神秘に包まれています。たとえば,時速200キロメートルの新幹線で太陽へ行こうとすると,約86年かかります。そして太陽の次に近い恒星に新幹線で行こうとすると,なんと約2200万年もかかります。しかし宇宙全体で考えると,これらの距離はごくごくわずかなものでしかありません。
宇宙にはいったい何があるのでしょうか? そしてどうやって今の姿になったのでしょうか? 今からおよそ100年前,望遠鏡を使った観測によって,宇宙が膨張をしていることが発見されました。つまり,大昔の宇宙は,今よりももっと小さかったようなのです。宇宙は約138億年前に誕生し,たくさんの星の形成と崩壊をくりかえしながら,少しずつ膨張をつづけてきたと考えられています。
本書では,「宇宙」の謎について,生徒と先生の対話を通してやさしく解説します。宇宙の誕生から現在に至るまでの歴史から宇宙の未来まで,本書と共に,壮大な宇宙を旅してみませんか。
感想・レビュー・書評
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【あらすじ】
宇宙は気が遠くなるほど広大で,謎と神秘に包まれています。たとえば,時速200キロメートルの新幹線で太陽へ行こうとすると,約86年かかります。そして太陽の次に近い恒星に新幹線で行こうとすると,なんと約2200万年もかかります。しかし宇宙全体で考えると,これらの距離はごくごくわずかなものでしかありません。
宇宙にはいったい何があるのでしょうか? そしてどうやって今の姿になったのでしょうか? 今からおよそ100年前,望遠鏡を使った観測によって,宇宙が膨張をしていることが発見されました。つまり,大昔の宇宙は,今よりももっと小さかったようなのです。宇宙は約138億年前に誕生し,たくさんの星の形成と崩壊をくりかえしながら,少しずつ膨張をつづけてきたと考えられています。
本書では,「宇宙」の謎について,生徒と先生の対話を通してやさしく解説します。宇宙の誕生から現在に至るまでの歴史から宇宙の未来まで,本書と共に,壮大な宇宙を旅してみませんか。
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宇宙論を平易な言葉でわかりやすく記した本です。「平易な言葉」と言いつつも、電子や原子など、普通に理系アレルギーの人が苦手な単語もバンバン出てきますが…。
宇宙はわ未解明か部分が多く、また時間や距離に関する規模も非常に壮大であるため、この本を読んでも想像が追いつかない内容がたくさんありました。「ダークエネルギー?」「時間の概念がなくなる?」…正直「なるほどわからん」状態のまま終わっていった内容が多くあります。
人類が文明を得て、宇宙の観測ができるようになったのがたかだか数百年前であるのに対し、銀河や宇宙の終わりは果てしなく先の未来です。おそらく人類がその瞬間を見るのは不可能でしょう。答え合わせのできない問題に果敢に立ち向かう天才たちに敬意を表したいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
このシリーズ分かりやすいし読みやすくて好き。
他の分野の本も読んでみたい。
以下、備忘録
・天体が近づくと天体から発せられる光の波長は短く
天体が遠ざかると天体から発せられる光の波長は長く
・ダークマター探索実験めっちゃ面白そう。
期待。
・ダークエネルギー好き。
・天の川銀河とアンドロメダ銀河はいずれ衝突する
(とはいえ、実際に衝突するんじゃなくすり抜ける)
・サイクリック宇宙論
ビッグバン→膨張→収縮→ビッグクランチ→ビッグバン(以下、ループ)
・宇宙の終わりについてスケールが大きすぎて怖くなった。
遥か未来の話過ぎて自分の人生のちっぽけさを感じた。 -
めちゃわかりやすーい。です
本の厚さに対して、文字数は少なくイラストも多いのですぐ読めちゃいます。
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本当にわかりやすい。特に宇宙膨張についてなどイラストでの図解がわかりやすく、1ページの文章量が少なくサクサク読むことができた。
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宇宙の大きさ、成り立ちが非常に分かりやすかった
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宇宙の成り立ちや宇宙の謎、宇宙の未来について、現代科学で判明している範囲で易しく解説している。本書は、文系サラリーマン設定の質問者と東大の先生の問答形式で、とても面白くかつ興味深く読むことができました。
宇宙の時間のスケールや大きさのスケールに、改めて圧倒されました。