- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784313151130
作品紹介・あらすじ
住民に伝わる良い資料やチラシを作ろうにも、特別な知識もソフトもないから無理…そう思っていませんか?
公務員なら必ず使う3つのOfficeソフトの使い方から紐解いた、「伝わる一枚紙デザイン」のノウハウ本!
感想・レビュー・書評
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役所のちらしはとかく分かりにくいといいます。
その原因の一番大きな理由は、職員がちらしなどをデザインする能力が欠けていること。
本当はそういった時はデザインを外注できればいいのですが、なにしろ自治体財政が逼迫する中、何でもかんでも職員に負担をかけるというのが現在の流れです。
ちらしなどを内製しなきゃいけないのに使えるソフトはOfficeソフトしかないので、職員にとってはついついデザインは横に置いて、とりあえず作るということになりがちです。
元埼玉県三芳町の職員で現在は東京都中野区の広報アドバイザーとして活躍されている佐久間智之さんの新著は、そんな限られた環境でベターな文書を作るための教科書のような一冊です。
デザインに長けた方にとっては物足りないかもしれませんが、デザインの心得がまだまだ乏しい多くの職員のとっては、これこそ本当に知りたいスキルのはず。
分かりやすい書類を作ることが、市民のためにも自身のためにもなるので、コロナでの在宅勤務などの時にでもこの書籍で学んだことを活かして、ちらしなどを作ってみて欲しいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
オフィスソフトの可能性を教えてくれる。おしゃれなデザインを手軽に作成したいと思いつつも、でも大変なんでしょ、と思うところ、本書はまさに「公務員のため」の実用的なテクニックに溢れている。あれこれの機能を紹介するというよりはデザインに特化していて、刺さる人には刺さる本になっている。見本となるデータも用意されているので参考になる。
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とても勉強になった。オフィスソフトでも充分良いデザイン作成ができることがわかったので、今後の仕事に活かしたい。
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まさに、
痒い所に手が届く
でした。 -
公務員が作ることの多いチラシ、ポスター、通知書などについて、Microsoft OfficeのWord、Excel、PowerPointだけで可能な直感的に理解できる1枚デザインの基本とかゆいところに手が届く細かい操作の手順、ワンランク上のデザインのコツなどを解説。
公務員を対象にしたデザインの指南書として、非常に実践的でありがたい本である。ここで紹介されているような1枚デザインを自分でも作ってみたくなった。 -
アタリの本
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ワードの使い方などは基礎的。
「〇〇を作って!」など急に降って湧いた時、参考にパラパラと見たい。
役所でデザイン性のある文書が必要な場面はあまりないと思うが、タイトル文字だけを視線を集めるものにするなどは取り入れやすいと思った。
ただこんなにキャッチーなチラシを作っていいのだろうか(保育園の募集チラシなど)、と思ってしまうのは自分が保守的すぎるのかな。(全国的な賞も受賞されているようだし) -
めちゃくちゃ分かりやすく参考になる。
全ては真似出来ずとも、ポイントポイントをしっかりと取り入れるだけでも十分。 -
基本的だけど、知らなかったこと、使うと便利な技をたくさん知ることができました。
難しくなく、すぐ使えるものばかり。
比較して、キレイな文書のよさをわかりやすくしてくれています。とても参考になりました。 -
2021.01.08(金)晴