- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784313150973
作品紹介・あらすじ
公務員のための「デザイン」のつくりかたが一目でわかる資料集! フルカラーの画像で具体的に良い例・悪い例とデザインづくりのポイントを紹介!すぐまねできる&つくれるデザインが約60点掲載!
感想・レビュー・書評
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公務員のデザイン術を読んでからこちらを読みました。順番も良かったのか、基本的なことはデザイン術に、こちらは具体的な媒体に応じた工夫がフルカラーで書かれています。
読み応えがありました、これは本当に公務員ならでは、というか「あるある!」となる部分なのではないでしょうか。
自治体は誤解を生むようなデザインや伝え方には消極的であり、万人に伝わる表現方法が求められるので、なかなか冒険することが出来ないに加え、広報にコストがかけられず、異動も多くノウハウやスキルが蓄積されにくいので、とても勉強になり、すぐに使えるものが沢山でした。
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公務員のデザイン術とセットで読んだ1冊。広報誌だけでなく、普段扱うことのあるアンケートや企画書にも応用できるポイントがあり実践したいと思う。
本書に付属していた佐久間さんのプレゼンを見ると、とにかく三芳に対する想いが強いことが分かる。どの職場でも強い気持ちと行動する力があれば、やりがいのある仕事が出来るしそうなるのだと思い知らされた。 -
• 柔らかな印象にするには、グレーや見出しの囲いをカーブにする。UDデジタルも良い。
• 「~のお知らせ」は無駄な文言、不要。
• 表では、罫線がはっきりしすぎていると見にくい。細くする。
• 列や行ごとに色をつけて見やすくする。
• グラフはたくさんの色を使いすぎず、1色ですっきりと。
• 数字は大きく、単位は小さくすると見やすい。
補助線など余計な情報は削除する。 -
図書館で目に付いたので、たまには仕事の勉強をしようと借りてきた。図書館でたまたま目に付いた、というのも、この本の著者の意図するところであったかも知れない。
目新しいアイデア、というものはあまりないのだが、大事にしたい考え方(目的、受け手の把握、読もうと思う、分かりやすく、当事者意識を持たせるデザインづくり)は本書の中で何度も繰り返され、著者が基本としている考え方というのは少なからず理解できるようになっている。
目新しいアイデアはあまりない、と書いたが、本書がそのような内容なのは、世間で見かけるチラシその他広報物では一般的なスタンダードを、公務員が満たせていないからかも知れない。考えてみれば勤務している役所(?)でもアヤシいところである。
本書で学んだ考え方、を今後の仕事に生かしていきたい。 -
自治体広報のトップランナー、埼玉県三芳町の現役広報担当・佐久間氏が書いた2冊目の書籍。
ポスター、チラシだけでなく、自治体職員が住民に送付する案内や通知、庁内のPOPなど、ダメダメなデザインをどうすれば良いデザインになるのかということを見開きで分かりやすく紹介したデザインガイド。
どんな方にでも分かりやすく書かれていますが、特に自治体職員には実践的なデザインの教科書として使えます。
単にデザインの善し悪しだけではなく、デザインをよくすることが住民サービスを高めることになるということを学ぶことができます。
素晴らしい良書だと思います。 -
公共事業に関する広報啓発に必要なデザインスキルの解説本。
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行政がつくる広告や通知書、SNS のデザインの基礎、改善、コツ、ノウハウ。
10のデザインルール
←目的、ターゲット、優先順位、7:3、写真とピクト、見出し、色、余白、引き算、UD
通知書とお知らせのルール
チラシのルール
興味を引くポスター
SNS のコツ、広報誌のコツ、公務員のデザイン術
ビフォアとアフターが掲載してい?ことと、ダメポイントとマルポイントが纏められていてわかりやすい。
…イラスト屋さんをディスってる?!と思ったけど、そんなけアチコチで利用されとるってことなんやろな。
使い方ひとつだ。