草迷宮 (パン・エキゾチカ)

  • 河出書房新社
4.67
  • (4)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 108
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309920306

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 山本タカトが、敬愛する鏡花の代表作『草迷宮』の幻想世界に挑む。鏑木清方、鰭崎英朋、小村雪岱ら名挿絵師の系譜に連なる平成鏡花本の極微! 全編描き下ろし!

  • 企画展情報 | 泉鏡花記念館
    泉鏡花記念館開館15周年記念特別展「泉鏡花×山本タカト『草迷宮』」
    http://www.kanazawa-museum.jp/kyoka/exhibit/
    yamamoto takato topics
    金沢、京都、東京展日程決定です!
    http://www.yamamototakato.com/news.html

    河出書房新社のPR(版元ドットコム)
    http://www.hanmoto.com/jpokinkan/bd/9784309920306.html

  • 言わずと知れた名作幻想文学。山本タカトさんの挿画がとにかく美麗です。
    この時代のものを読みつけないと少々難解に感じるところもありますが。しかしじっくり読み込めば、美麗さにうっとりさせられます。挿画も本文に添えられている部分はモノクロの下絵?なのですが、それでも充分に雰囲気はあって。と思えば巻末にはきちんとカラーの完成版も収録されていました。これまた美麗!

  • 倒れ伏し目醒めたくなしと願うは此処 水蛇なる蔓よ とこしえに夢幻の螺旋を描け 此の身を苗床に

  • だめだ、こっちは保存用で、読む用も買わなきゃいけないかも、と考える今日この頃。
    表紙がもう格好良い。あと良い匂い。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

山本タカト(やまもと・たかと)

1960年 秋田県に生まれる

1983年 東京造形大学造形学部美術学科卒業



80年代は主に企業広告のイラストレーションを手がける。

90年代初頭から、19世紀末美術や浮世絵の影響のもとに小説の挿絵を描き出す。

その傍ら「平成耽美主義」と銘打って、幻想耽美なオリジナル作品を制作。

以降、『緋色のマニエラ』『ナルシスの祭壇』『ファルマコンの蠱惑』

『殉教者のためのディヴェルティメント』『ヘルマフロディトゥスの肋骨』

(editions treville 刊)など画集発刊のほか、表紙絵・挿絵の制作、個展の開催など、

意欲的な活動をつづける。



現在 東京イラストレーターズ・ソサエティ会員、国際浮世絵学会会員

「2022年 『吸血鬼の匣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山本タカトの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×