図説 ヴィクトリア朝の女性と暮らし: ワーキング・クラスの人びと (ふくろうの本)

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 107
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309762821

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  • ヴィクトリア朝の中でもワーキングクラスの人々の生活や、人々を取り巻く社会情勢に焦点を当てた一冊。

    当時のワーキングクラス家庭の教育や仕事、食生活、医療などについて解説しています。

    図説シリーズではおなじみの史料や写真、図などが豊富に用いられていて、読みやすくわかりやすい構成です。

    教育制度や衛生面、女性の権利など、さまざまな社会の変化が起こった時代に、ワーキングクラスの人々がどのように日々を過ごしていたのかを読むと、当時の現実が見えてきます。

    忙しく働く当時のワーキングクラスの人々の生活は、現代のわたしたちに通ずるところもあるなと感じました。

    ホームズ作品にもさまざまなワーキングクラスの人々が登場しますので、この本を読んでおくとより、登場人物たちのキャラクターに迫れるのではないでしょうか。

    ◇おすすめポイント
     ・ヴィクトリア朝のふつうの人々の暮らしを知ることができる
     ・図や写真資料が多くて読みやすい
     ・シャーロック・ホームズの活躍した時代の背景知識がつく

    ◇こんな方におすすめ!
     ・ヴィクトリア朝に興味がある
     ・シャーロック・ホームズの時代について知りたい
     ・ヴィクトリア朝の人々の暮らしの実情を知りたい

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著者プロフィール

京都市生まれ。関西学院大学大学院博士課程後期満期退学。英国ローハンプトン大学にてPhD取得。日本女子大学家政学部児童学科教授。専門は英語圏の児童文学、イギリス文化。著書に『ヴィクトリア朝の女性キャリア 写真家ジュリア・マーガレット・キャメロン』『ヴィクトリア朝の女性キャリア 庭園家 ガートルード・ジーキル』『児童文学の教科書』(以上、玉川大学出版部)、『少女小説から世界が見える』(河出書房新社)、共著に『子どもの本と〈食〉』『映画になった児童文学』(以上、玉川大学出版部)など。

「2021年 『小説家 フランシス・ホジソン・バーネット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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