初山滋: 永遠のモダニスト (らんぷの本)

制作 : 竹迫 祐子 
  • 河出書房新社
3.93
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本棚登録 : 73
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309727622

作品紹介・あらすじ

大正から昭和にかけて子どもの本の世界で活躍した画家・初山滋。その流麗な線と美しく繊細な色彩は、人々を魅了し、後人に限りない影響を与えた。天才の画業をたどるはじめての1冊。

感想・レビュー・書評

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  • ◆きっかけ
    いせひでこ『7つめの絵の具』でいせさんが子供時代に好きだった作家として挙げていたので。 2016/7/30

  • この画家を知るために、最初に手に取るには良い本。

  • 初山滋の息子さんのお話(ネクタイ締めて朝から出勤する友達のお父さんがうらやましかった、うちは「おさけのいえ」だった、等)も印象深かった。

  • しなやかな線と明るい水彩の色合い。春の生命力みたいなものを感じる。

  • 名前も顔も、どんな画風なのかもわからないのに、
    題名と表紙の雰囲気だけで不思議と「この人の絵は好きになりそう」と思った。

    結果は予想通り。ステキでした。

  • ふと本屋さんの美術コーナーで手に取った本です。
    私は「初山滋」さんという人物のことも、絵も
    何一つ知らなかったのですが、
    あの時本棚から本を引き出しておいて良かった。

    まるで宝石みたいに、絵の一つ一つがキラキラと
    輝いていて、その輝きは子供の輝きと同じなんだ、、と思わされた。
    美しい色が缶の中のドロップみたいで、本当に素敵。

    見た瞬間、一気に好きになってしまいました。
    この素晴らしい絵たちが、とても古いものだなんて思えず、
    普遍の「楽しさ」や「夢」を感じました。
    「永遠のモダニスト」という言葉は本当にぴったりです。

  • ちひろ美術館の大回顧展を見に行かねば、と思ったらこんな本が出ていたんで即買い。買った翌々日展覧会を見に行ったが原画は息をのむほど美しかった。
    09/01/19追記 近所の古本屋にて、この本にも載ってる「西遊記」「船乗りシンドバッド」の再編集版を発見。描線に色気があって非常に良いです。

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