私のカトリック少女時代 (須賀敦子の本棚 7)

  • 河出書房新社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309619972

感想・レビュー・書評

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  • 恥ずかしながら、全く知らなかった作家、ハンナ・アーレントの親友と聞き、
    へぇ~というところ。
    実は、須賀敦子の著作と勘違いして、図書館に予約をした本。
    実際は愛読書ということで、池澤夏樹氏がシリーズに入れたのだとか。
    池沢氏によると、カトリック信者の須賀敦子は、カトリック信者であることを止めた
    メアリー・マッカーシーが、心の中で対話しながら愛読したのだろうと。
    なるほど。

    こちらの力不足で、理解できない部分が多々あるものの
    おもしろく読んだ。
    この数日間、メアリと一緒に生きていた感じ。

    並行して読んでいる、『ドナルド・キーン自伝』にも、ちょうど登場。
    キーン氏がフォルメントール賞のアメリカ審査団員として、国際賞に三島由紀夫を
    推したとき、英国審査団にいたのがマッカーシー。
    今までだったら、素通りしていたようなエピソードだが、
    この回想を読んでいる最中だったので、妙に嬉しい。

    →「つながる読書」
    https://blog.goo.ne.jp/mkdiechi/e/ee72b9d5ed744c03ef44378f14cfead5

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著者プロフィール

1912~1989。アメリカの作家、評論家。著書に、小説『グループ』『アメリカの鳥』、評論『フィレンツェの石』ほか、『ハノイ』『ヴェトナム報告』『アーレント?マッカーシー往復書簡』など。

「2019年 『私のカトリック少女時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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