世界の見方が変わる「数学」入門 (14歳の世渡り術)

著者 :
  • 河出書房新社
3.26
  • (3)
  • (5)
  • (7)
  • (2)
  • (2)
本棚登録 : 83
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (193ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309616902

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 何も無い、無を表す0に対して、恐怖心があった、インド人は0をデザインしただけでなく、0を数として超え計算した。
    北極と南極を通る大きな円(子牛線)の半径は約6357km
    直径は6357*2*3.14=39921.96 4000万分の1を1メートルと決めた。
    日本は1885年にメートル条約に加入
    経線:北極と南極を結んだ線
    緯線:赤道と平行に引きた線

  • 数学なんて勉強して何の役に立つのか、とよく言われる。14歳にこう言われたとして、たいていの大人は、その反駁に答えられない。そこにきちんとした答えを出そうという本。方向性として「世界は数学でできているのだ」「数学は“計算”ではなく“論理”なのだ」という方向で一貫している。最後にブール代数→シャノンの論理演算の発見→コンピュータ・スマホ、という上がり方をしているのが、現代的だなと感じた。そう、数学がわかると「世界の見方が変わる」のだ。

  • これさえ、理解できない自分がやばいことを理解した。

  • 数の世界にどのように向き合ってきたのかが分かる本。

    本の前半を大きく割いて、大航海時代そして江戸時代での数学の使われ方が紹介されている。その違いは、今の欧米と日本人での数学に対する意識の差の根底にあるもののように思われ、興味をひかれた。
    また後半に出てくる、数を突き詰めた先にコンピュータが生まれた話も、どのようにすれば抽象的なものを実世界で役立つものに育て上げることができるかという道筋を示しているようで、面白かった。

  • 地球の大きさはどうやって測ったの? 小数点って? 円周率? …小学校でも教わらなかった素朴な問いをやさしく紐解き、驚きに満ちた数の世界へご案内! 数学アレルギーだって治るかも。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1968年、山形県生まれ。東京工業大学理学部数学科卒業、同大学大学院卒業。サイエンス・ナビゲーター。東京工業大学世界文明センターフェロー。

「2014年 『親子で楽しむ!わくわく数の世界の大冒険 プレゼントBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

桜井進の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×