とんでもない死に方の科学 (河出文庫)

  • 河出書房新社
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本棚登録 : 205
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309467313

感想・レビュー・書評

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  • 本当にタイトルそのまま、「とんでもない死に方」についてユーモアを交えつつも真面目に解説した本。実際には大半は不可能な死に方ばかりなので、まさに思考実験。

    軽いトーンで書かれていますが、よくよく考えるとかなりグロテスクで怖いので、心配性の方や何らかの恐怖症を患っている方などは眠れなくなったりしないか心配。
    「バナナの皮を踏んだら」や「エレベーターのケーブルが切れたら」の章などは、低確率といえありえそうなのなおさら怖いです。
    私も閉所恐怖症なので、「生きたまま埋葬されたら」は想像すらしたくなかったですね。

  • カテゴリィ、何になるんだろう?とりあえず、教本に数えてみた。
    内容は、タイトル通り。偽りなし!
    飛行機の窓が開いたら?バナナの皮に滑ったら?とかを想像や映画やマウス実験などを交えながら展開されるんだけど、割と実例も挟んでくるため笑うに笑えない…不謹慎すぎて。
    一瞬笑った後で、ゾッとする。

  • つぼ

  • 死ぬことに恐怖はないけれど、苦しい死に方が怖い(特に息苦しい系)と常々思っていた。夜中にそんな夢を見て、眠れなくなるレベル。
    それから逃れるため(?)に読んでみたら、予想以上に楽しかった。
    そして、「そんな事を試した人がいるんだ!」(戦争中の残虐な行為ではなく)という驚きも大きかった。

  • 私の脳は大喜びで私の死に様を想像してた。

  • 飄々として皮肉の効いた語り口が小気味よい。ネタ的な本を想定してたけど、意外と真面目(?)でそこも面白い。

  • 本屋トカクで取り扱っている本の紹介
    人の死を扱うなんて不謹慎だって意見もあるだろうが、
    具体的に『そう』なったときなんで死ぬのか
    しりたくない?わたしはしりたい!
    そんな目にはあいたくないけど!

    小粋なジョークを交えながら真摯にこの議題に向き合っている。

    不運きわまりないひとや命知らずの実体験、
    軍による研究や医学雑誌から。
    今の科学で答えがでてない場合は推測だが、それも可能な限り最先端のものを使っている。

    読み終わったあとは、うん、知りたくなかったかも、と、こんな風になるのか、、が入り交じった感情になる。

  • あり得ない危険な状態になった時、人間はどのような状態になり死ぬのかを研究や事実から説明した本。「生きたまま埋葬されたら」「樽の中に入ってナイアガラの滝下りしたら」「宇宙からスカイダイビングしたら」など。専門的で難しい部分もあったが好みに合えば「面白い!!」となる本。かなりグロテスクな表現も多々あり実際に起こったものでないにせよ、ブラックユーモアが効きすぎだじゃないかとの印象を受けた。

  • まず、「なぜこんなにも沢山の種類の死に方を思い付くのか」。

    また、各死に方の歴史を調べる誠実さと、ユーモアを交えた語り口。

    死後も世界の記憶に残るでしょう。

    最後に、当然ながら、本書を訳して出版しようと考えた編集者・出版社、日本語訳を丁寧に、親しみのある世界観そのままに訳してくれた訳者にも、最大限の賛辞を。

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著者プロフィール

インターネットニュースサイト「Zimbio.com」のスポーツ担当編集者や、スタンフォード大学スポーツチーム担当のスポーツ記者、『コーチ』誌ライターの経歴をもつ。共著に『とんでもない死に方の科学』。

「2021年 『人類の歴史をつくった17の大発見』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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