先生と僕 夏目漱石を囲む人々 青春篇 (河出文庫 こ 23-1)

著者 :
  • 河出書房新社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309416496

感想・レビュー・書評

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  • 夏目漱石門下生である
    久米正雄『破船』『和靈』と
    松岡譲(後の娘婿)『憂鬱な愛人』を
    この春に読んで、門下生がマイブーム。

    そうするとこういう本に出会ってしまうんですね!
    13年ぐらい前に刊行された本で
    一時古本でも入手困難だったそう。
    5年前に文庫化されました。

    夏目漱石と囲む人々で4コマ漫画作っちゃうって
    ホント凄い。
    よく見るコミックエッセイよりめちゃ濃い内容です。

    久米&松岡の本の前に読めば良かったなあ。
    ちなみにこのお二人は続編に登場すると思われる。

    やっぱり夏目漱石読まなきゃ駄目だよ!
    新刊ばかり追いかけていないで、
    自分。

    とりあえず、続編に入ります。

  •  漱石の人生と彼を取り巻く人々について分かりやすく書かれており、漱石がどんな人か知りたい人におすすめの一冊。

  • 夏目漱石について4コママンガで描いたもの。

    作者の方が夏目漱石大好きなのが伝わってくる。どのエピソードも事実を下敷きにしてあって読んでて面白い。絵も可愛いので、どんどん読める。

    正岡子規、めっちゃいいキャラ。なんか俳句だの短歌だの読んでるとそんな印象ないけど、いいわー。高浜虚子もなんかいい。

    文庫で発売されて、自分的に手に取りやすくなって嬉しい限り。

  • 正岡子規他友人たちとの友情が素敵。夏目漱石の本は学生時代に何冊か読んだけどさっぱり面白さがわからず・・・、朝日新聞再掲載も読んだけどやっぱり響かず・・、でもこの本を読んだらもう一度夏目漱石に挑戦したくなりました。読んでない作品を読んでみよう。「作家編」も読むのが楽しみです。

  • ラインのスタンプから知った4コママンガ。数年前の単行本を再編集したものだそう。
    漱石はじめ、子規や虚子など友人・門下生の特徴を分かりやすくデフォルメしていて、なんともかわいらしいマンガ。一本ごとに補足説明がついていて読み応えがあるし、香日さんの漱石愛が感じられる。

    菅さんの世話焼きぶりがスキ・・・

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著者プロフィール

漫画家。青森県生まれ。著書に『先生と僕 夏目漱石を囲む人々』『漱石とはずがたり』『夏目漱石解体全書』『ステラ』『大正四葉セレナーデ』『おじさんとポニーテール』など。

「2018年 『先生と僕 夏目漱石を囲む人々 作家篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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