- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309412580
感想・レビュー・書評
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よかぁ〜
こういうお酒の呑みかたっていいなぁと思う
これまでの作品の題名に関するこぼれ話があるのが楽しい
和装して縁側で日本酒呑みたくなる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
珍しく、美味しいところ、よりも著者がどう感じているか、が
気になる食の本でした。
もちろん、美味しい地方、お店の紹介も魅力的で
行きたくなってしまいます。とくに、長崎。
ただそこでも、
これは美味しいぜ、すごいだろ、的な要素が全くない、
素晴らしい内容です。
解説に書かれていたが、著者の貧困時代があるから
決して高くて美味しいものを、わざわざ食べたいと思わないという
姿勢が素敵。
、
「あなた、夕ご飯、食べる?」といういい方に腹を立てる同僚に
同じ気持ちを語る場面。吉村さんの根底にある食べ物に対しての
気持ちがあらわれていると思います。 -
気軽に読める、食の随筆。食べることに対する吉村さんの感覚は、大切にしなければならないものの一つかもしれません。
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【梅干しにカツオ】P15
升酒の端に塩をひとつまみ
梅肉のたたき+鰹節少々+醤油少々+海苔をもんだ奴 に酒 -
地方と下町礼賛、筋の立ってないお店やグルメ主義批判。食エッセイというより、食べ物を窓口にした世相随筆。