社会は情報化の夢を見る---[新世紀版]ノイマンの夢・近代の欲望 (河出文庫)
- 河出書房新社 (2010年9月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309410395
作品紹介・あらすじ
新しい情報技術が社会を変える!-私たちは何十年もそう語りつづけてきたが、本当に社会は変わったのだろうか?そもそも情報技術と社会とは、どんなかかわり方をしているのだろうか?「情報化社会」という夢の正体を、それを抱き、信じたがる社会のしくみごと解明してみせる快著。大幅増補の新世紀版。
感想・レビュー・書評
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初範とほぼ変わらないので、補章だけを読んでもいいと思うが、初版を読んでいないと補章の意味が分からない、ただし、1、2章を読めばいい。
情報化について人びとの狂騒曲の歴史を知るにはいい本である。 -
残念ながら十分に読みこなせていない。
しかし、長年この分野に関わりながら、モヤモヤしていたことに解答を与えてくれているということだけはしっかりと感じ取れる。
個々の答えを導き出すには更に時間が掛かりそうではあるが、時間を掛けて更にじっくりと読んでいきたい。
いずれにしても、情報社会論、社会情報といった領域に関わるものの中でベストな一つとして挙げられることは間違いない。 -
社会
computer -
wired・システム、ネットワークと情報・5位
mmsn01-
【要約】
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【ノート】
(wired)
「情報化社会が来る!」。時代ごとに絶えず叫ばれながら実現しない、この空疎な掛け声の正体は何なのか。「情報化の夢」に潜む罠と幻想を徹底的に炙り出す。
◆ユーザーからのコメント
「技術が社会を変える」という言説自体が近代社会の産物/「情報化」って幅も奥行きも広い言葉だ……
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貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784309410395 -
技術が社会を変えるんじゃなくて、社会が技術を選択している。近代産業社会だからこそ、情報化社会がいつまでも信じられていく。参考になったが、おんなじ事の繰り返し、長過ぎ。
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だいたい、本読むときって、内容を想像したり、期待しながら読みます。
例えばこの本だと、社会が情報化していって、どんな風に変わっていくのかが書かれた本だと期待するわけです。
で、読んでみたのですが、ちょっと難しかった。頭、悪いので、イマイチ理解してません。
しかも、「テクノロジーが変える未来」みたいな話を聞きたくて読んでみたら、真っ向からそれを否定した本でしたというオチ。
でも、今、アマゾンとか、確実に人の生活を変えてるよね。そのあたりはどうなのよ。と思ったら、そのあたりは、認めているみたいです。
問題にしているのは、その論の張り方の部分。
うーーん、大事だとは思うけど、今のわたしは、そこには興味ないかな。
ずっと、否定が続く本なので、テンションが落ちます。