恋と退屈 (河出文庫)

著者 :
  • 河出書房新社
4.35
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本棚登録 : 334
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309410012

作品紹介・あらすじ

若者に絶大な人気を誇るロックバンド銀杏BOYZの歌手・峯田和伸、初の書籍。自身のブログで公開していた『峯田和伸の★朝焼けニャンニャン』から厳選した150話のストーリーを収録。

感想・レビュー・書評

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  • 下ネタ多めだけど、私にとっては胸が熱くなる内容だった。
    この本には、彼のありのままの姿が綴られていて、嘘がない。
    悶々とひとりで悩んでいる人に自然と寄り添ってくれる。ひとりじゃないと、勇気を与えてくれる本だ。
    ロマンチックだったりセンチメンタルだったり、いろんな感情へ連れていってくれる彼の言葉や音楽がやっぱり大好きだ。
    最後のリリーフランキーさんの解説という名の峯田氏へ宛てた手紙にまた泣かされた。
    とてもいい本でした。

  • 峯田和伸と彼の周りの全ての人、出来事、音楽映画お笑いetc…全てが愛おしくて全てに感謝してる。
    銀杏BOYZが本当に可愛くて仕方がなく思える本。あむあむしたい。
    なんだかとってもきもいことばっかやのにたまに優しくてたまにアホみたいにロマンチックで、峯田ぁ、、、ってなる
    おやすみBGMも良いんよ〜

  • 解説がいちばんよかった(笑)リリーフランキーってすごいんだなあ

  • 同じ日本語なのに、峯田氏が書くとどうして、こんなにも感情豊かで、具体的で、やさしい文体になるんだろうか。

  • "峯田くんの表現にはすべて、作為と思惑といった混じりっ気がないんです。" "ほとんどの人が、表現する時に絡め取られる、自己と世間と作品との距離。保険や警戒や、自己愛。そんな、いやらしさが、峯田くんの作品には微塵もない。"リリーさんにそんな風に言われる峯田はすごいなぁ。

  • 銀杏boyzの峯田和伸さんの日記
    ライブツアーやレコーディング、怪我をして入院した時の様子、卑猥な妄想などが赤裸々に書かれている。毎日の日記の最後に今日のお休みソングが載っていて聴きたい曲が増えた。

  • ブログから抜粋した日記。単行本だったものの文庫本化。
    日記文学というジャンルがあるけれど、もう最近は垂れ流しのSNSに移行しつつあるのかな。
    文章よりも、文末の今日のおやすみBGM、レコード紹介が気になって眠れない・笑

  • 下ネタも清々しく思える、峯田和伸の日常。

    「僕が歌をつくるのは、文章を書くのは、
    ときめいていたいからだ。そして退屈の中にい
    いるからだ。」

    自分のやりたいことをする、思ったことを包み隠さずさらけ出す。そんなロックな、彼の音楽を
    死ぬまで聴いていたいと思った。ありがとう。

  • こんなにあけすけにさらけ出していいものなのか。下ネタや汚い話が半分ぐらい?しょうもないけど、こんな友人がいたら愉快で愛しいだろうな。読んでいる途中からずっとBABY BABYが頭の中でBGMになっていた。大学生の頃、散々カラオケでみんなで大合唱した曲。ドライブの時にかけて叫んでいた曲。ツアー中に何回倒れているんだ、何回大怪我しているんだこの人。公演延期にしてても、怪我しないようにしようとか、セーブしたりしないんだからすごい。生でステージ見たことないけど、ファンはその全力っぷりを待っていたんだろうなと、思う。暴れてくれてスカッとするし、自分も暴れられるんだろう。ライブ映像みた。あんだけ衝動的に身体を突き動かしてたら、そりゃ怪我するわ。解説でリリーさんが書いていたけど、峯田さんが隣でしゃべっているような日記だった。夜寝る前に、私に今日はこんな1日だったんだよねって話してくれるような。

  • あったかくなります。
    いや
    アッツいです。

    彼の2004年に寄り添うというよりは
    彼の2004年が私の2018年に寄り添ってくれたという感じでしょうか

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著者プロフィール

1977年、山形県生まれ。2003年にロックバンド銀杏BOYZを結成。同年、映画「アイデ ン&ティティ」に出演。2005年、アルバム「君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命」 「DOOR」を同時リリース。全国ツアー中に三度の骨折、二度の入院、公然わいせつ罪 で書類送検。現在、本作品の続編となるブログ「峯田和伸の★がぶがぶDIEアリー」 執筆中。http://blog.livedoor.jp/koi_to_taikutsu/

「2010年 『恋と退屈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

峯田和伸の作品

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