- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309408118
感想・レビュー・書評
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遠藤周作(1923.3.27~1996.9.29 享年73)著「狐狸庵交遊録」、2006.9(没後10年)発行です。とても面白かったですw。①吉行淳之介:ある料亭で吉行が芸者のすわりダコをなでて、「苦労しとるなぁ」と。芸者が涙ぐんでる光景を見て、別の芸者の首の変色部分をなで、「苦労しとるなぁ」と。デキモノの痕だったようでw②阿川弘之:4つの狂。乗物狂、食物狂、軍艦狂、賭博狂。もし女性に生まれていたら、防衛大学食堂のおばさんではw③三浦朱門:4つの特性。大飯食らい、早起き、物知り、愚痴や弁解を言わない。
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阿川弘之との往復書簡の
バカバカしいユーモア!
狐狸庵最高です -
遠藤周作独自の人間観察ぶりが本当に面白い。
希代の名作家たちが、狐里庵先生にかかると、おもしろすぎるキャラクターに(笑)北杜夫の赤ちゃん言葉は爆笑モノ。
この話は本当なのか、冗談なのか…それをつきつめちゃいけません。 -
苦労が身についた人は偉いと思うが、苦労がどす黒くしみついた人はすきではない。昔の苦しさ、辛さがその性格をゆがめ、ために僻み根性、コンプレックスを持ち、同じような境遇の人に優越感を示す人々がいる。ああいう人は嫌い。現実や人生が苦しくても最後まで捨てるな。
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どくとるマンボウ。
2人のケンカ?は面白い
知っている人は結構・・・。 -
作家ってエキセントリックな方が多いのだなぁ…と思いました。